初夏に入って、旬のフルーツがスーパーの店頭に出回り始めると、
 果物好きな私は、年甲斐も無くワクワクしてしまうのですが(笑)
 今年はそんな気分よりも、その果物にまつわる思い出に、まだ少しブルーです。

 カット西瓜

 癌の宣告を受けて、去年の夏を越せるかどうか危ぶまれていた従姉に、
 母がまだ出始めの西瓜をお見舞い代わりに持って行ったことがあり、
 私も同行したので、母の姪に対する愛情を切ない気持ちで見守りました。

 「○○子が今年の西瓜の味も知らずに・・・では、何だか・・ねぇ。
  みんなで食べようか」

 母がそう言いながら買ったことや、私も従姉と一緒に食べた、西瓜のその時の甘さや、
 彼女の自宅に有った「笑い転げるエルモ」etc・・・
 思い出してしまうんですよね。

 どなたにもそんな思い出なり、エピソードは有ると思いますが、
 彼女の居ない最初の初夏を迎えて、彼女を思い出す「供養」を繰り返しています。

 心の中にずっと生き続けているから、思うことでまた、彼女と語り合えるような
 そんな気がします。

 私事で恐縮ですが、そんな「ひとりごと」に今日もお付き合いいただいて、
 ありがとうございます。
 

 
(6月2日更新)

 
 いろんなご意見をお持ちかと思いますので、宜しかったらメールをお寄せ下さい。

  ↓ こちらまでどうぞ
 
       


 HOME  前回のお話