年式
車が発売された時期。
走行距離
車が走った距離。経過年数で割れば1年あたりの平均走行距離がわかる。1年で1万キロが一般的といわれる。
排気量
エンジンの排気量。基本的にこの数値が高いほど「大きな」エンジンということになり、自動車税も上がる。 また、一般的にいう排気量と実際の排気量はすこし違う。
(例)エクシブ・200Gの実際の排気量は1998cc。
馬力
車が出す力。一概には言えないが、馬力が大きいほどスピードが出るし、力がある。
全長
車の前後の長さ。
室内長
車内の前後の長さ。基本的には、車内の広さ。
全幅
車の幅。たった数十ミリ大きくなっただけでも感覚的にはエライ大きくなった感じがするから不思議。
室内幅
車内の幅。
全高
車の高さ。高いと洗車時に手が届かない。
室内高
車内の高さ。座高が高い人には気になる数値。
重量
車の重さ。軽い方に越したことはないが、そううまくはいかない。重量税に関係する。
駆動形式
FF… フロントエンジン・フロントドライブ。エンジンを前に積み前輪を駆動させる仕組み。 エンジンから駆動輪までが近いのでパワーロスが少なくコストが安い。また、車内を広くできる。 ただ、前方にウエイトが集中するので重量バランスはやや悪く駆動輪と操舵輪が同じなので曲がりにくいという性質をもつ。
FR… フロントエンジン・リアドライブ。エンジンを前に積み後輪を駆動させる仕組み。 FFとは逆でエンジンの動力を後輪に伝えるためのシャフトが必要なので 車内を広く取りづらくコストが高いが、重量バランスはよく、また、曲がりやすい。
 FFは曲がりづらいが安定性が良い。FRはコーナー時に後輪に過度な力を加えるとスピンしてしまう。雪道などではFFや4WDの方が安全。
 他にも安定性抜群の4WD(フォーホイールドライブ)や、エンジンを中心に置くMR(ミッドシップ・リアドライブ)、 ポルシェでおなじみRR(リアエンジン・リアドライブ)などがあるが、ここでは詳しい説明は割愛させていただきます。
エンジン種類
直列… エンジンの形。エンジンの仕組みは各自で調べてもらうとして(笑)
シリンダーを隣り合わせに並べて配置したもの。構造的にも簡単でコストに優れるが場所を取る。
V型… シリンダーを2組に分け適当な角度をつけてV字型に配置したもの。 場所を取らずコンパクトにまとめられるがカムシャフトが2セット必要になるのでコストはかかる。
 他にもスバル車でお馴染の「水平対向」や、昔の航空機に使われていた「星型」などがある。
 フロントエンジンの場合、V型だと、ボンネット内にクラッシャブルゾーンを広く持てるので、衝突時の安全性に優れる。
4気筒、6気筒、8気筒… シリンダーの数。基本的には数が多い方が高パワーを発生できる。
DOHC… ダブルオーバーヘッドカム。カムシャフトの数や位置を表す。いわゆる「ツインカム」といえばこれ。 他にもSOHC(シングルオーバーヘッドカム)やOHV(オーバーヘッドバルブ)などがある。
ミッション
トランスミッションのギア数。ATは「オートマチックトランスミッション」の略。 ATは基本的にマニュアルトランスミッションのギアチェンジを自動で行うようにしたもの。 巧く扱えばマニュアルの方が効率よく変速できる。(=燃費向上につながる) また、ATでもギア数が多い方が効率が良い。
 現在は無段変速のCVTが主流となりつつある。