足利厄除愛染明王尊 重要文化財

愛染明王像を安置す。木彫、極採色坐像、この尊像は平安末期に於ける、日本唯一の高僧、慈覚大師円仁の作と伝えられ,明王像は

古来より人間の「愛の浄化」を以って、多くの人々の悩みを救済せられ、又染色工芸の技術開発及び商工業の興隆発展に関して

顕著な功徳があると伝えられ、現に関東は勿論各所から多数の信仰者がその功徳利益に浴し感謝されている。

堂奥には愛を誓う愛染かつらの木あり

(旅の夜風 愛染かつらのドラマでも有名になつた、この木で愛を誓えば必ず結ばれると称される縁結びの木で多くの人々に信仰されている)

特に、この徳蔵寺の愛染明王尊は、足利の染色の街にあって

愛に染めるにかけて栄え、足利の染色工業の守り本尊としても、多くの人に崇拝されこの地に土着いたしました。


 

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