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  ASHIKAGA MUSEUM OF ART

〒326-0814 栃木県足利市通2丁目14-7

TEL.0284-43-3131

開催中の展覧会



長 重之 展

渡良瀬川、福猿橋の土手

2018年9月15日(土)~11月4日(日)



《ピックポケット〈閉じ込められないものno.26〉》1997年

開館時間:10:00~18:00(入館は17:30分まで)
休館日:月曜日(9月17日、25日、10月8日は開館)、9月18日(火)、25日(火)、10月9日(火)
観覧料一般 600(480)円 高校・大学生 400(320)円 中学生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金

*各種障がい者手帳をご提示の方とその付添者1名は無料となります。
*「あしかが いきいきパスポート」をお持ちの方および両毛広域都市圏内にお住まいの65歳以上の方は無料です(住所・年齢を確認できるものをご提示ください)。
*第3日曜日「家庭の日」(9月16日、10月21日)は、中学生以下のお子さまを同伴のご家族は無料となります。

主催:足利市立美術館
協賛:
ガトーフェスタ ハラダ、梁田の寺子屋
企画協力:rin art association

協力:(公財)足利市みどりと文化・スポーツ財団、東武鉄道(株)


 長重之(1935- )は東京・日暮里に生まれ、9歳の時に父親の実家である足利・梁田に疎開、以来ここを拠点に活躍する美術家です。長は約70年に及ぶその美術制作を「地図を描いてきた」と総括します。「渡良瀬川、福猿橋の土手」とは、長のアトリエ付近を示し、彼の地図の起点であり、水準点でもあります。
 足利に戻った翌年、図案家・工芸家の父・長安右衛門が病没、わずか10歳の長が家督を相続、さらに敗戦・新憲法下、農地解放によって広大な土地の滅失という衝撃的な体験をします。高校入学、美術部に入り油絵を描き始めますが、同時に地元の前衛絵画グループ「VAN」に加わり大いに美術の刺激を受け、モダンアートに開眼しました。卒業後、ガス会社で働き、過酷な労働環境の中、左翼運動や実存主義などの西洋哲学にも触れ、肉体を通して自らの内的世界を探求、その頃の自画像が《火夫》の連作です。その後精神科病院の作業療法士助手として働き、人間の精神の神秘に惹かれ「異常と正常、その境界」を体験的に学び、思索もより先鋭化し後の作品に昇華されることになります。33歳、巨大化した綿布製の《ピック・ポケット》を東京の画廊で発表、鮮烈な画壇デビューを果たしました。その翌年、美術家として生きていく決意表明でもある記念すべきイベント「ロードワーク〈 KO,KO〉」を実施、測量し記録する行為を美術表現に加えます。築250年という自宅母屋の解体を記録《原野》、その廃材をインスタレーションする「点展」「複合展」。そして43歳、代表作となる《視床》を発表、「視る、計る、記す」長の地図制作手法を集大成したといえる同シリーズによって評価を確立しました。
 本展は、1章 渡良瀬川 美術家の誕生、2章 福猿橋 反絵画の起点、3章 土手の向こう側 時空の旅、として、長の初期から最新作まで約90点と、父・長安右衛門の作品をはじめ地元の師友の作品約20点で長重之の「方法の地図」を旅することとなります。





《看護人(B)》 1963年





《ピックポケット68》 1968年





《視床B》 1983年





《茶室「物外軒」平・面・体(視床'08)》 2008年







関連イベント


「 長重之もの・かたり」 
ゲストを招き長重之とともに「もの」(=作品)を語る1時間

❶ ハンディキャッパーと美術 9月15日(土) 午後2時 展示室
ゲスト : 梶原紀子(もうひとつの美術館館長)、篠崎孝司(美術家)

❷ パフォーマンス 9月29日(土) 午後2時 展示室
ゲスト : タカユキオバナ(美術家)、山田稔(美術家)

❸ リバーベッドと反統合野 10月6日(土) 午後2時 展示室
ゲスト : 山本和弘(栃木県立美術館シニアキュレーター)

❹ 桐生・足利・銘仙 10月13日(土) 午後2時 展示室
ゲスト : 石内都(写真家)

❻「 中央関東」に生きる  10月27日(土) 午後2時 展示室
ゲスト : 川島健二(民俗研究家)

※参加無料、申し込み不要(チケットが必要です)
※複数回聴講可、チケット半券をお見せください。

「 対話型観賞の会・作品の声を聴こう」 10月21日(日)午後2時
ファシリテーター(司会役)の先導で自由に感想を話しながら鑑賞します。
対象 : 小学生 ~ 一般/定員:15名
※参加無料(高校生以上は当日チケットが必要)
事前に電話(0284-43-3131)にて申し込みください。


足利市立美術館

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更新:2018/9/14
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