このページは最近の新聞記事から抜粋しました |
<< ウコンとアルツハイマー症について >>
アルツハイマー症は症状として現れるのは痴呆です。脳血管性の痴呆ではないので
進行は比較的に緩やかですが、現在では、一度死んだ脳神経細胞を生き返りません。
平成16年9月 金沢大学神経内科の山田正仁教授、小野賢二郎医師の報告によると
ウコンの黄色成分であるクルクミンがアルツハイマー症の防止になるとのことです。
アルツハイマー症は、脳に貯まったベータアミロイドという物質が繊維状に結合した
ときに毒性を持つようになり、近辺の脳神経細胞を死滅させることでおこります。
ウコンのクルクミンはこのベータアミロイドが繊維状になるのを阻害するだけでなく
すでに繊維状になっているのを、ほぐす効果もあるそうです。
ウコンはカレーの黄色成分でもあり、カレーをよく食べるインドでは、人口割合でみて
も、アルツハイマー症は少ないそうです。
クルクミンは肝臓に良いと云われてきました。お酒を飲んだ後、アルコールはアルデヒド
に分解され、アルデヒドは水と二酸化炭素に分解されます。このアルデヒドの分解に
効果があるので、ウコンを飲んでいると二日酔いしにくくなると云われています。
ウコンは最近の売られ方では、粉と粒があり、独特の苦味のため粒に人気があります
春ウコンと秋ウコンに区別される場合があります、秋ウコンは前述のクルクミンが春ウ
コンより多いとされますが、春ウコンはコレステロールや脂肪を溶かして、血液をサラサラ
にする成分も多いとされています。
アルツハイマー症に対しては、ウコンのクルクミンの他に、赤ワインのポリフェノールや
ハーブの一種のローズマリーにも同様の効果があるそうです。
<< りんごが筋肉増強剤? >>
りんごを食べると内蔵脂肪が減ったうえに、筋力アップになるという。
平成16年10月にこんな報告がされました。
アサヒビールと日本体育大学の中島寛之教授等の共同研究でりんごポリフェノールに
内臓脂肪を減らして、筋力を増やす働きのあることがわかったそうです。
りんごのポリフェノールは果肉にもあるが、特に皮の部分に多く含まれているそうです。
効果はマウスの実験で確認されていても、筋力アップのメカニズムはよくわからず、
今後の研究課題だそうです。
筋肉増強剤を使わずに、りんごを食べて、みんなで金メダルを取ろう!なんちゃって。
アサヒ飲料は早ければ、平成17年にもサプリメントや飲料で商品化を目指すそうです。