006 04月15日

アサドク。 

 今日から6時間、通常の授業が始まります。中学校までとは違い教科も多種多様、そして教科担当の先生方も多種多様です。先日のホームルームで諸君に話したように、どんな教科担任であろうと、1年間うまくやっていける環境を整えなくてはならない、という事を必ず念頭に置いて授業に臨んでください。今日から始まるのは授業だけではありません。そう、朝の10分間読書、通称 「朝読」 も始まります。中学校の時に 「朝読」 を行っていたというヒトはごく少数でしたよね。それなので、「朝読」 ってナニ?といった話をさせてもらいます。
 「授業前の10分間、誰とも話しをしないで落ち着いて本でも読みながら過ごしていきましょう、そして精神的に余裕を持って授業を始めとした一日に臨んでくださいね」 てなものでしょうか。こういったことにいったいどれだけの価値があり、効果があるのか、やったことのない諸君にはわからないかもしれませんが、コレが結構ハマるのです。本校で昨年度から始まったこの 「朝読」 について、先日卒業してしまった諸先輩方の意見を、過去の 「Positive」 よりかいつまんで紹介します。

 『朝の読書について、私は初め、なんでこんなことしなきゃなんねんだよ、と思っていました。本なんか読んだってなにも変りはしないなどと考えていましたが、最近チャイムが鳴れば、みんな静かに本を読むようになってきました。朝の10分間読書の時間は、唯一静かになれる時間になりました。この調子でいけばいいなぁ〜と思います』
 『朝の10分間読書やるといわれた時は「えぇ〜、だり〜、家で読んでるからいいよぉ〜」などと思ったりもしましたが、家ではあまり時間がないので、短期集中で読むことが多かったりする。学校での朝の10分間読書はゆっくり長い時間をかけて一冊の本を読めて、なおかつ家での読書の時間を多少減らせ、さらに色々な知識を得ることができるので、一石二鳥どころか一石四鳥にも五鳥にもなるので、もうブラボォーってな感じです。結局なにが言いたいのかといいますと、朝の10分間読書は大変役に立ってますので、卒業まで続けていきましょうということです』
 『朝の読書が始まるって聞いた時は「どうせうるさい教室の中で読んでも・・・」って思っていたぐらいなので、期待はしていなかった。でも、いざ始まってみるとすごい静かで、本のページをめくる音しかしない。すごい集中力だと思った。本を読んで「損」をすることはないので、色々な本を読んで吸収して消化して、自分の中に何かを残せるように、朝の貴重な10分間を有意義に過ごしたいです』

 3人の意見を紹介しました。この 「朝読」、単純計算でひと月に約3時間の読書をすることになります。ひと月にこれだけの読書をしたことがありますか(してるヒトはゴメン)?この 「朝読」 うまくしていくと諸君の財産になること間違いナシだと思うのは私だけでしょうか?
 まずは数分後の8:50からGO!です。 


あいつがおらなさびしいでえ、と言われたらほんまもんやで

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