010 04月19日

御入学おめでとうございます(?)。今日は週末お楽しみ版

 疑問形は失礼かな。1年普通科3組の皆さん、初めまして。そして、高等学校御入学おめでとうございます。「て言うか、アンタだれ?」 とお思いの方がチラホラ出てきている頃でしょう。ごもっともな突っ込みです。私はですね、平成12・13年度の斎藤先生のクラスの会長(平たく言うと「学級委員長」)を務めていた者です。もっと分かりやすく言うとですね、皆さんの中にもまだ持っている人がいるのではないのかなぁ。「平成14年度・生徒募集パンフ」の情報処理コースに私の顔写真とコメントが載っています。ちなみに私は江村(えむら)と言います。以後よろしく。
 まあ、早い話しが皆さんの先輩に属するのですよ。今回は斎藤先生に頼まれてこの「POSITIVE Vr.V」の原稿を書いています。なんか 「先輩の言葉みたいなものを書いてよ」 と言うご依頼を頂きました。そんなに大した言葉を皆さんに贈る自信はありませんが、取りあえず読んでください。――――捨てないでくださいね。その日に焼却炉行きは嫌ですから。
 そんな私は今、新聞奨学生(興味と言うか、分からない人は手を挙げて斎藤先生に御質問してください)として 「夢」 と言う物を追い求め東京の学校に通っています。この道を決めるのには、随分と悩み迷い苦労をくり返しました。さて皆さん、上記(「この道は〜くり返しました」まで)は決して人ごとではなくなってきますからね。
 皆さんは 「これから」 を、つまり 「未来」 を生きていく事になるハズです。それが進学にせよ就職にせよ、どちらでもない(まあ、俗に言うフリーターですか?)にせよ、人それぞれにそれなりの「道」があります。その「道」が平坦かそれとも過酷であるか、それはみなさんが決める事であり他の人には分からない事です。今の私は、まさにその 「スタートライン」 (と言っても過言ではありません)の 「未来」 に 「95%の希望」 を抱いています。あとの5%は、一体なんだと思いますか?
 それは「5%の不安」です。私の勝手な考えですけど、「100%の希望」 を抱いて巣立つって人はいないと思うんですよ。正直な話し、「5%しか不安がない」 って言うのもどうかと思っています。それは私が 「自信過剰」 なのか?それとも 「ただ前向きで能天気」 なのか?・・・恐らくどちらも正解なんでしょうね。
 「どんな時も前向きで笑っていられて、変な所が自信過剰な外面の良いヤツ」 それが私であり、今の私が持つ最大最強のチカラが 「楽天性」 です。それは、「いじめ」 にあっていた小・中学生時代の私が持っていなくて、高校の卒業式でようやく手に入れた物です。それは、この先で絶対に必要になる物であり、私にとって必要不可欠になる物だと思います。
 みなさんにもきっとあるはずです。1人1人が持つ独特の 「楽天性」 が。それは自分の心の奥底に隠れている、ある意味では 「未来」 の自分なのかもしれません。高校3年間で、少しずつでも良いので 「楽天性」 を育(はぐく)んでいってください。
 以上、先輩からの挨拶で〜した。


今の自分を最高の自分と思わないと、今の自分がもったいないぞ。 (by江村君)

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