013 04月24日
も少し続く。
「大切なこと」 ということで、「Positive」 を通じ、いじめやちょっかい出しについて考えてもらっています。今日はちょいと私の話。
いわゆる 「いじめ」 ということが起きるメカニズムにおいて、いじめをしている側に 「いじめている」 という意識が欠けている場合があります。こういった場合、いじめていた側からは、「そんなつもりじゃなかった」 「冗談で遊んでいただけ」 「嫌な顔してなかった」 「俺だったらやり返すから、やり返さないのが悪い」 「俺だって同じことされた」 ・・・・・・等など、いろいろな 「イイワケ」 じみた言葉を聞きます。
やっていた側からはその程度の認識かもしれませんが、やられていた側からしたら 「冗談じゃないぜ」 と、なります。なぜだかわかりますか?以前にも書いたと思いますが、数人から殴るける等の行為を受けているような場合は別ですが、どんなささいな行為でも、やられていた側が 「イヤダナ・・・」 と感じた瞬間にいじめは成立するからです。「どんなささいな行為でも・・・」 です。
こうなってくると、今まで諸君が無意識に行ってきた行動が、いじめにつながっている可能性が出てきます。ちょっと振り返ってみてください。例えば・・・・・・
何気なく呼んでいる 「あだな」。
身体的な特徴のはやしたて。
格闘技ごっこ等のじゃれあい。
昼休みの買い物頼み。
携帯等への発信者非通知ワンコール。
いじめるつもりはないけども 「シカト」。
「ちょっとやっといて・・・」 等の清掃分担のプチ押し付け。
「コレ捨ててくれる?」 のゴミ頼み。
落書きの中の似顔絵。
特定の人間に対する陰口。
「自分はこうだから・・・」 といった、自分を基準にした行動。
・・・・・・ここに挙げたのは、単なる私の思いつきでしかありませんが、考えれば考えるほど、いろいろなケースが出てきませんか?
諸君、いや私だってそうなのですが、身近な生活の中に 「いじめ」 の要素は沢山ひそんでいるのだ、ということを自覚してもらいたいと思います。
常にヒトのことを思いやる努力を・・・
だって目指せ快適クラスでしょ。
あんたの代わりになってやれるんならなってやりたいわ