031 05月23日

テーマは何だ。 

 今回の 「考える週末」 は 「少年と釘の話」 を読んだ素直な感想、また何がいいたいのか、何が大切なのか・・・ということを考えてもらいました。

 『「いい話(事)だ」 と思った。最初は同じ事の繰り返しだったけど、少しずつ少しずつ悪い方から良い方になってきて、真面目になった。▼この少年は何か悪いことをすると周りの人達に迷惑がかかる事が分かっていなかった。その事を早く分かっていれば悪い事なんてしていなかったと思う。でも2年かけて自分のやってきた事を反省するようにした。▼今までやってきた事は許されないけど、これでよかったのだと思う。自分も何かやる時は何をどうしたらみんなに迷惑がかからないか、よく考えて行動したいです。』
 →昨日の 「Positive」 で紹介した新聞記事もそうなのですが、「他人を思いやる」 「他人に思いやられる」 ことってホンットに大切だと思いませんか。そして反対に、「他人を思いやらない」 「他人に思いやられない」 ってどうでしょう。少年のようにヒトに迷惑かけっぱなし・・・なんてサイアクのパターンです。
 「自分も何かやる時は何をどうしたらみんなに迷惑がかからないか、よく考えて行動したいです」・・・まさにその通り、諸君は自分の行動に責任を持つ年齢になっていますからね。

 『この少年は、本当に自己中心的だと思いました。少年はやっていいこと、いけないこと、どちらも構わずやってしまうということ等、はっきりいってこれはまずいことだと思いました。少年は父親に 「もうしない、真面目になる」 と約束しても、父親を裏切りっぱなしでどうしようもないと思いました。▼「突然、父親が立ち上がり、道具箱から金づちと釘を持ち出し、壁に釘を打ち始めた」 ということは、父親もかなり我慢できなかったにちがいないと思います。▼でも最後は壁の釘が全てなくなった。良いことをして釘の数を減らしていったのだ。それも2年近くもかけて。▼よく頑張ったと思う。もう悪いことはしないで生きていって欲しいと思う。たった一度しかない人生なのだから。▼僕も良いことばかりやりまくりたいと思う。そうすれば気持ちがいいから。』
 →「僕もよいことばかりやりまくりたい」・・・素晴らしいですね。そう、たった一度しかない人生ですから、素敵に過ごしていきたいと思うのが普通です。けれどもやってしまった悪いことはどうしていったらよいのでしょう。実はコレが今回のテーマだったりするのですが。

 さて、上にも書いたように、やってしまった悪いことはどうしたらよいのでしょうか・・・なんてことが今回のテーマなのです。好きこのんで悪いことをするヒトって滅多にいないと思います。その時は気が付かない(自覚がない)のいですが、後になって 「しまった、やっちゃった・・・」 なんてことになるのでしょう。その後の行動が大切なのです。
 キーワードは次回。 


人の考えていること、わかっちゃったら、つまんねーよな

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