036 05月30日

ホウカイの手前。

 昨日の話の続きです。
 常に諸君に言っている言葉のひとつに、「出来ていないヒトがいたら声をかけてあげてください」 というものがあります。
 チャイムが鳴りました。教室前の廊下でワラワラと落ち着かない、ジコチュー(というか、鳴ったことに気が付かないのかもしれない)のヒトがいたら・・・「おーい、先生くるぞ。教室入れよ」 ですよね。
 連絡事項を板書し終わった日直が、清掃当番の着替えを確認し、皆が着席するのを待って、私を呼びに来ようとしている時・・・・・・。その雰囲気を察知できないヒトが、いつまでもジコチューの行動をしていたら・・・「おーい、先生くるぞ。席つきなよ」 ですよね。
 私もモチロンそうなのですが、完璧な人間というのは、なかなかいるモノではありません。ナニゴトも自分ひとりで完璧にこなすなんて、しょせん凡人(凡人ではないヒトがいたらスマン)の我々には無理なことなのです。足りない部分は誰かの手を借りていかないと駄目だということです。
 だからこそ 「声かけ」 が必要なのです。「声かけ」 ナシではやっていけません。ああ 「声かけ」、 ビバ「声かけ」、ブラボー 「声かけ」 、ビューテホー 「声かけ」、ワンダホー 「声かけ」、です。
 誰も好き好んでジコチューの道を歩んでいるワケではないと思います。歩むつもりはないけれども、気が付いたらジコチュー的な行為をしていた・・・。というヒトが多いのでしょう。
 ま、それだけが原因ではないかもしれませんが、3組が崩壊しかかっているのは確実です。「快適」 を感じていないヒトがいる。「ジコチュー」 に気が付かないヒトがいる。このふたつの条件がそろい、今後の改善が全くみられなければ、行き着く先は授業の崩壊、そしてクラスの崩壊しかありません。白樺高原実習なんかに行っているバアイではありません。3月を待たずして1年3組は 「ジ・エンド」 っつーことになってしまいます。「Positive」 もその時点で休刊・・・というか廃刊でしょう。
 最終的には席替えをからめながら、昨日のホームルームで話をした、「プロジェクト6(勝手に命名)」 を実行するしかないと思うのですが、そこに行き着くまでに諸君にワンチャンス与えます。
 しっかりとした声かけで授業の崩壊を防ぎ、「挽回」 に臨んでください。
 今日から来週いっぱいまで期間を設けます。もし、その期間内に 「挽回」 ができなければ、「プロジェクト6(格好かっこ悪い名前だ)」 を実行しましょ。 


人から愛されるのを待っているのではなくて、まず自分が相手を愛すること

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