040 06月05日

書きなぐる。

 試験開幕です。
 サッカーは見事に日本もゴールを決めたようです。ああ、ここで仕事をする以前は、現さいたま市に住んでいたので、昨夜はちょいと戻りたくなってしまいました。熱きサッカーファンだった(過去形)私がいます。ま、近くに住んでいたら今日は出勤してなかったりして・・・
 さて、今日の基礎学力試験は言うなれば、プロ野球でいえばオープン戦や親善試合みたいなものです。成績が左右する公式戦は明日からです。てなわけで、今夜は気になるサッカーも無いし、試験勉強に集中できる環境が整っているはずです。ま、何も諸君が昨夜勉強しないでサッカーを観ていたんでしょ、と決めつけるワケではないのですが・・・決して・・・・・・市内の某会場で大画面なんか観てませんよね・・・誰も会いませんでしたものね・・・・・・ん?それにしても日本代表の皆様は金髪率が高かったな・・・Why?
 ソレハサテオキ、今日は5時間で放課なので、いつもより多少は早く帰宅できるはずです。さっさと食事して、入浴して、余計なモノゴトを考えないようにして、勉強に集中できる環境を整えてください。・・・・・・勉強するための机が無い・・・なんてヒトはいませんよね。
 そうは言っても勉強に集中できないヒトに、私のやってきた勉強方をちょいと紹介します。なんてったって私は評定平均2.6の人間です。勉強なんてホンッとに大嫌いでした。おそらく諸君が考えている以上に嫌いだったと思いますから、少しは参考になるのではないかと思います。
 私の場合は 「書く」 ことに集中しました。50回だろうが100回だろうが、とにかく書いて書いて書いて書いて書きまくっていました。英単語、英文法の構文、漢字、四字熟語、古典単語、歴史の用語、数学や理科の公式・・・・・・。覚えなければならない、ありとあらゆるモノゴトに関して、書きまくりをしていったのです。結構ヤケになって書くこと(ヤケ書き)もあったので、シャープペンや鉛筆なんかでは折れてしまいます。気持ちも折れてしまったりします。
 そんな私の気持ちをいちばん書く気にさせたのは、なんといってもボールペンでした。そして書きなぐるものはレポート用紙から広告の裏まで、身の回りにある 「紙」 ならなんでもオッケーでした。
 ボールペンですから、書いているうちにインクが減っていくのがわかります。調子に乗ってくると、みるみるうちにインクが減っていきます。一晩でほとんど使い切ったこともありました。ボールペン一本使い切ると 「どーだ、見たか!はっはっはっはっは・・・!」 などとワケのわからない高笑いをしている私がいました。インクがからになったボールペン、真っ黒になった紙の山々・・・そして右手の中指にはもっこりとしたペンだこ・・・・・・。
 それらを見るたびに 「オレって勉強したんだなぁ・・・」 といった優越感にひたっていました。明日のテストは大丈夫だぜベイベー、てな余裕も生まれてきました。
 どうですか、もし良かったらやってみてください。
 ただね、気持ちは勉強した思いでいっぱいだったのですが、実際のところ頭に入ったかどうかは別問題でした。私の場合はね・・・・・・。
 あはは。 


あなたを生んでよかった

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