052 06月21日

高原でも。 

 朝の10分間読書が定着してきました。ここいらで諸君の生の声をちょいと紹介したいと思います。

 『僕は10分間読書が好きだ。毎朝10分間、クラスみんなが 「10分間読書」 をするという雰囲気もスバラシイ!一日の初めに静かに 「読書を10分間」 できるということもスバラシイ!読書が日常の学校生活に溶け込んでいることもスバラシイ!▼遅刻すると10分間読書に参加できないので、僕の個人的な遅刻防止にもなる』
 →なんというか、本当に嬉しい意見ですね。毎朝10分間、一週間で50分間、一ヶ月で200分=3時間20分・・・・・・。コレは大きいですよね。読書の習慣がなかったヒトでも、国民の平均的読書時間(実際はよくシラナイが・・・)を軽く上回ってしまうのではないでしょうか。

 『僕は本を読むことは嫌いだけれど、10分間なら短いからいいと思う』
  →短い、本当に短いメッセージですが、コレって結構諸君の意見を代弁しているかもしれませんね。

 確かに3組では、ホームルーム終了の号令がかかると、朝読開始のチャイムが鳴らなくても、本を読み始めるヒトが増えてきました。コレを見て 「定着してきました」 と表現したのですが、中には始まってもボソボソ話をしたり、締め切り近い課題にいそしむヒトも見受けられます。
 そんな時、「一日のうちのたった10分くらい、一人の時間を持って静かに文字を読んで過ごしてみなさいね」 と注意を促(うなが)すと、「ぴしーっ」 といった空気がよぎります。コレって10分間がいかに短いものか、諸君が知っている証拠ですよね。一日のうちのたった10分なのだから静かにできるはずだな・・・、と諸君が認識しているのでしょう。
 諸君が過ごす一日の時間を、それぞれ区切って価値をつけつけるとしたら、この朝読の時間が相当に高値ある時間になることは間違いありません。気がついているヒトはそんなにいないと思いますが、確実に価値ある時間だと、いつかは気がつくはずです。
 んなワケで、来週から白樺生活実習の開始です。日程には入っていませんが、いつも通り 「朝読をやる!」 というヒトは、どーぞ遠慮なくやってください。高原での読書なんて、贅沢極まりありませんよ。私もなにか一冊持っていくつもりです。
 初日はバスの中か・・・・・・、目が回ります。
 朝できなきゃ夜やればいいか、お休み前の10分間読書 「夜読」 だな。
 忘れ物のないように、白樺へGO!です。


なんとかなるって!

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