060 07月03日

オブバイフォア。 

 なんだかんだとごたごたしている3組の座席です。先日も言いましたが、授業を受ける姿勢がしっかりと身についている、授業時とそうではない時とのケジメやメリハリがはっきりとついているのであれば、座席なんてものはどうでも良いと思います。
 実際に大学や、我々の職場(職員室ってことだな)の座席なんかは、あって無いようなモノです。どこに誰が座っていようが、自分の周りに誰がいようが関係ありません。そりゃー休憩時間なんかに隣や向いの座席のヒトと雑談とかはします。けれども、講義が始まったりお仕事するぞモードになったりすれば、自分だけの世界に入って、集中するのが普通です。何故だかわかりますか。
 そこには 「目標」 があるからなのです。人間はいつでも目標や目的を持って過ごしていくべきなのです。諸君の中でも、高校に入ってきた目標をしっかりと意識しているヒトは、自(おの)ずと授業態度がしっかりとしてくるはずです。逆に、目標や目的がしっかりとせず、ちょっとあいまいなヒトは授業態度もしっかりとできないまま、あいまいな部分が目立ってきてはいませんか。先日の席替えで、その辺りがよーくわかったと思うのです。
 「席替えしたければ勝手にやってください」 これが私の考えです。諸君がそんなに望むのなら、また方法に関しても任せて欲しいというのであれば、本当にどーぞ御勝手に・・・って感じです。
 現在、シャツ出しや、口の中の飴やガム、ネクタイやリボン外しなど、諸君ひとりひとりのちょっとした気のゆるみから、注意を受けてしまうヒトが後を絶ちません。こんな状態で席替えなんかおこなっても、失敗に終わってしまうことは目に見えています。
 ただね・・・・・・、私も担任です。せっかく席替えするのですから、失敗はしてほしくありません。諸君が同じ気持ちで同じ方向に向かって何かに取り組むことができる、ということができれば、その席替えはものすごく良いモノになっていくはずです。そこで、共通の目標を設定させてもらうことにしました。
 「席替えをしよう」 という目標です。この目標のために諸君がひとつになって取り組むことができれば、諸君の中にもケジメやメリハリがついてくると確信しています。
 本当に席替えをしたいのであれば、これらのことでまず注意を受けないという姿勢を確立してみてください。自分自身でまず注意をすること、そして自分でしっかりとできるヒトは、出来ていない周りのヒトに声をかけて出来るようにしてあげること、このふたつを常にl心掛けて過ごす事が出来るのであれば、諸君の中でも一定のケジメがついた、ということになると思うので、「席替え実行委員会」 でもなんでも設けて、「諸君の諸君による諸君のための席替え」 をやってもらおうと思います。
 「シャツ出し」、「口の中」、「えり元」 、この三つに関して朝から帰りまで、誰も私に注意を受けない日があれば、翌日から席替えでGO!です。
 本当にやりたきゃ、席替えを勝ち取ってください。 


何かを始めるのに、遅いなんてことはない

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