079 09月09日

決戦は火曜日。 

 我々一般社会人の給与形態(給料を決めるシステム)の中に、「固定給」 と 「歩合(ぶあい)給」 というものがあります。固定給は毎月毎月の月給が決まっていて、ほぼ毎月同じ額の給料が支払われるシステムで、安定した一定の金額をもらうことができます。それに対して、歩合給 というのは、その仕事をやった結果や成果に見合わせて、それなりの金額をもらうことができるシステムです。
 その 「歩合給」 ですが、大体がひと月単位で支払われるものなので、「よーっしゃ!今月はガンガン仕事しちゃったぞー!結果もいっぱい出たぞー!」 という月の給料はどどどーん、と出て、「はぁぁぁ・・・。今月はたくさんサボっちゃったなぁ。ヤル気もなかったし・・・」 という月の給料はポロッとしか出ないということになります。 「やればやっただけ、やらなければやらないだけ」 といった評価をしてくれるシステムです。もう少し言い方を変えてみれば、プロスポーツ選手等の 「年俸」 みたいなモノでしょうか。かなりな魅力ですよね。
 さて、明日からの期末考査、諸君がどれほどの意識で取り組んでいるかはわかりませんが、結果が出たら出ただけ、それを加味して前期の成績がつけられます。諸君の努力に対する評価がちゃーんと出てくるのが高校の成績表なのです。上に書いたような給料というものとはちょいとだけ違いますが、やっただけ評価してくれる部分は同じです。高校時代に、少しでも良い成績をとっておけば、就職だろうが進学だろうが、諸君の将来就くであろう仕事の幅が広くなることは間違いありませんから、なにかしら諸君の給料にも関係しているようですね。コレを魅力と感じないでどうしますか!
 かといって、明日からの試験だけで成績が決まるものではありません。もちろん今までの諸君の各教科への取り組みも考慮されます。我が3組には今までの取り組みで、マイナスポイントをかせいでしまっているヒトがかなりいるようです。かなりのこまったちゃん(知らないでしょ。このキャラ)です。そんなマイナスポイントとなり得るものを列挙してみましょう。
 「中間試験40点未満」 「授業欠席(保健室や遅刻・欠席)」 「居眠り」 「私語」 「ノート未提出」 「課題類未提出」 ・・・・・・その他モロモロ。キリがありません。
 以前 「Positive」 で 「少年と釘」 の話を紹介しました。その時に、挽回がいかに大切なことか、諸君に説いたつもりです。覚えていますか。前期における各教科取り組みに関して、挽回の必用ナシのヒト(いるのだろうか、いたら素敵ぃ〜)は更なる向上を目指して取り組んでくれれば良いのです。逆に、上記に並べたマイナスポイントに該当してしまう挽回の必要オオアリのヒトは、見事に挽回できるように取り組んでくれれば良いのです。
 良いのです・・・なんて優しい言い方をしてはイケマセン。ちょいと厳しく言ってみます。
 挽回するように取りくまねーとダメなんだよ!わかってんのか!コラァッ!
 ま、諸君の成績は、諸君の取り組み方次第でなんとでもなるということです。これって結構素敵なことじゃないですか。
 ガンバレヨ。 


気にしろ。でも落ち込むな

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