081 09月11日

ムシムシQ。 

 アキといえば。
 「読書の秋」 「スポーツの秋」 「芸術の秋」 「食欲の秋」 「味覚の秋」 「水沢あき」 「泉アキ」 「向井亜紀」 「羽野晶紀」 「あき竹城」 「秋野暢子」 「秋野大作」 「ジョージ秋山」 「秋本奈緒美」 「秋本治」 「秋元康」 「堺マチャアキ」 ・・・・・・全てわかってしまったアナタは高校1年生にしておくのにはもったない人材です。クダラナイことはさておき、本題に入ります。
 夏に比べ、太陽の出ている時間が短くなってくる今日この頃、諸君は長くなった 「夜」 を楽しんでいますか?「秋の夜長」 ってーことです。高校1年生といえど、あまり好ましくない 「夜」 のお楽しみを持っているヒトもいるかもしれませんから、あまり深く追求しません。
 その秋の夜長という言葉で思い出すのが 「あ〜き〜のよ〜な〜が〜をな〜き〜と〜お〜す〜ぅ〜」 虫の声(小さなオトを指す時は 「ね」 と発音するのが良い)なのですが、この虫の声って良いと思いませんか。エアコンよりも夜風が心地よい晩は、テレビや音楽などの音を聴いているよりも、虫の声を聴いている方がしっとりと落ち着くことがあります。本来ならば庭先で勝手に鳴いているものが風流なのでしょうが、残念ながら我が家には庭がありません。窓の外から入ってくるのは幹線道路を走る車の音と、焼鳥屋の香りだけです。(←コレもまた良いのですけどね)
 そんな我が家に、先日スズムシ君がやってきました。もともと夏休み前に知人に頂く約束をしていたのですが、いろいろあってこの時期になってしまいました。30年以上もオトコノコをやっていると、大体の昆虫は飼ったことあるのが普通ですが、スズムシは飼ったことがありませんでした
 私の部屋から廊下を挟んだ反対側の座敷の片隅で、今のところは毎晩 「りーん、りーん」 と鳴いてくれるスズムシ君達がいます。もう風流ったらありゃしません。車の音も焼鳥屋の香りもなんのそのです。布団に入ってからも鳴き声をきいているといつの間にか、こっちは 「ぐおー、ぐおー」 となっているようです。
 スズムシの寿命は約4ヶ月、9月になるとオスから死んでいってしまうそうです。その後メスも産卵を終えると死んでしまうとのことです。と、いうことはもうそろそろなのですよね。そうだと知っていればもっと早く頂いておけばよかったです。
 約8ヶ月の間、根気良く卵の世話を続けると、来年の初夏にはジュニアスズムシ君が誕生するのだそうです。古くは平安の昔から日本人の心をいやしていたというこのスズムシを育てられるなんて、なんだか責任重大ですが、楽しみでもある今日この頃でした。
 そういえばスズムシも 「カブトムシ臭い」 ことを初めて知りました。プチ感動。
 で、アキといえば・・・諸君は 「期末の秋」 です。秋の夜長は勉強しなさいって。
 試験2日目。
 米国での同時多発テロから1年ですね。


今日やらなかったことを反省するより、今日やったことをほめろ

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