098 10月09日

できるでしょ、ちゃんとやりなさいよ。 

 ムカデ競争です。
 ハタから見ていると、「あ〜あ、ナニやってるんだよ」 「ちゃんと掛け声だせばできるはずだよ」 「ダッシュが足りん、ダッシュが・・・」 「ちゃんと先頭のヒトの動き見ないとだめだよ」 「練習したのか」 など等、次から次へと文句とも注文ともいい難いコトをいいたくなる競技です。てゆーか、これほど外野がうるさくなる競技は他に無いのではないかと思う位です。ハタから見ている時の私も、同じようなことを考えて見ていました。あげくの果てには、「俺に任せてみりゃーいーじゃん」 なんてことまで考える始末です。
 想像してみてください、イイオトナが五人も集まってひとつのことに取り組むのです。その取り組みはムカデ競争・・・・・・、簡単に出来そうに思えませんか?
 ところが実際にやってみると、これがなかなか難しいもので、「ナニやってるとはナニゴトだ」 「掛け声出してるだろ」 「ダッシュだってしてるよ」 「先頭のヒト見てるって」 「練習したよ、ちょっとだけど・・・」 など等、次から次へと言い訳が出てくる始末です。難しいったらありゃしません。
 それはさておき、そろそろ席替えをしようかと考えています。心機一転、後期の授業に臨むために、環境も変えるべきだと思うからです。現在の席になった時のことを思い出してください。「一日の間で、誰も私に注意を受けることがなければ、勝手に席替えしていーですよ」 ということを、諸君皆でやり遂げた(たまたまかもしれないが、価値のあることだ)から、今の座席になったのですよね。服装を始め、いろいろなことに注意を払っていた諸君がいました。
 ところがここ最近は、その頃に比べて、服装やら授業態度やらで、注意をすることが多くなってきました。朝のショートホームルームの時点で、必ずと言って良いほど、誰かが注意されています。服装のコト、時間のコト、その他モロモロ、私が諸君に対して注意を促(うなが)すことが恒例行事になっていませんか?日常のヒトコマになっていませんか?注意受けたって関係ないや・・・、と皆の取り組みをジャマしている自分勝手なヒトがいるのではないでしょうか。だから注意が絶えないのです。
 体力的な問題もあったかもしれませんが、先のムカデ競争に関して、たった五人の息を合わせるのは非常に困難な作業でした。それさえ難しいのに、クラス37人の息を合わせるなんてーコトは至難のワザになるのはわかっています。自分勝手なヒトのおかげで気持ちがひとつになっていませんし・・・・・・。
 けれどもね、過去に出来たことなのですから、出来ないワケではないはずなのです。
 ヤレ。
 っつーの!


希望はあなたを捨てはしない。あなたが希望を捨てたのだ

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