101 10月15日

イケテル大人になるために。 

 陸上競技大会が終了しました。体調を崩してしまったヒトもいたようですが、大きなケガも無く、無事に終了したことにヒトアンシンです。それにしても良い天気でした。おかげでほんのりと日に焼けてしまった私は、会うヒト会うヒトに 「なに、もう呑んでるの?」 と言われています。鼻やほっぺたが赤くて悪かったね、酒焼けってーのもあるのだけれど、クヤシイから呑んでやる。
 私は女子砲丸投げの計測なんぞをやっていたので、諸君の活躍ぶりをしっかりと見ることはできなかったのですが、ナニ気にならば見ることができました。そんな中で、普段はあまり見られない諸君の一生懸命なスガタに、少しばかり心を動かされ、「イカンイカーン!」 と思いながらも、「真剣って良いなぁ、新鮮だなぁ」、と感じてしまいました。しかし、こんなことを感じてしまうということは、普段の教室では一生懸命な姿を見せていない、ってコトなのでしょうか。悲。
 それはさておき、今月の25日の5・6時間目を使って 「進路ガイダンス」 を行ないます。先日、どんな職業に興味があるか、といったアンケートに答えてもらいましたよね。それに基づいて、職業毎(ごと)に就(つ)き方や、必要な資格や、内容などの細かなハナシを諸君に聞いてもらい、将来の進路決定に役立ててもらおう、というものです。
 私が高校生の頃には、こういったガイダンスなんてモノをやってもらった記憶がありません。いや、やってもらったのかもしれませんが、記憶には残っていません。前にも書きましたが、私は大方の諸君とは違い、将来の職業については漠然(「ばくぜん」 =ぼんやり)とですが、決めていましたから、あまり興味がなかったのかもしれませんね。
 その、私が高校生だった昔と比べて、今では数多くの資格が生まれ、数多くの職業分けも生まれてきました。昔はなかった職業(あったのかもしれないが、脚光を浴びていなかった)もバシバシ出てきています。ここ数年は 「就職難」 だ、と言われていますが、逆に 「職種」 は増えています。自分に合った職業を探しやすくなっているのです。
 世の中で仕事をしているヒト達の、何割くらいが、「自分に合った仕事」 「やりたかった仕事」 に就けているのかはわかりませんが、その割合は極めて低いと思われます。ちーとだけお酒のハナシをさせてください。
 私は、お酒を呑む場というのは、同僚と呑んでいれば、お互いが向上できるような意見交換の場、上司と呑んでいれば、自分の勉強になるようなハナシが聞ける勉強の場であって、決して他人をなじったり、自分の力や立場を誇示(こじ)したりしする場ではないと思っています。ところが、世のオジサン達、はたまたOLのおねいさん達は、お酒を呑みに行っては職場のグチや、上司や同僚の悪口を語りあっているのが現状だったりします・・・・・・。これじゃ悲し過ぎます。お酒にも失礼です。呑みに行った時に回りを観察していると、こんなことは日常茶飯事なのです。
 そんな悲しいオジサンやOLのおねいさんになりたいですか?「自分に合った仕事」 「やりたかった仕事」 に就いていれば、少なくともこういったお酒の呑み方はしなくなるでしょう。イケテルオジサンやOLのおねいさんに近くなるはずです。
 さ、進路ガイダンス、有効に使いましょうね。
 諸君にお酒をすすめているワケではありません。勘違いしないように。
 ちなみに私の呑み方はひどいです・・・。それについてはまた今度。 


人生は予期しないことが起こるからおもしろい

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