128 11月25日

ターニングポイント。 

学園フェスティバル・・・・・・。ってナニ?
 諸君も知っての通り、本校は高校の他にも短大や幼稚園がある 「学園」 です。その学園を挙げてのお祭りが 「学園フェスティバル」 というワケです。それでもって、現在生徒会を通じて(かな?)フェスティバルの参加者を募(つの)っていますので、ドシドシ前向きに参加してもらいたいな、と思う担任オヤジだったりします。
 5月アタマ頃の 「Positive」 で、数回に分けて中学時代の文化祭に関した思い出話を載せました。覚えているヒトはどれくらいいるでしょうか。ソレをもう一度蒸し返すワケではありませんが、ちょっと蒸し返してみます。結局蒸し返してるんじゃねーか・・・・・・。
 友人数人とバンドを組んだ我々は、なんとかしてヒト前で演奏をしようと考えていました。タイミングのよいことに、もうじき文化祭だとのこと。「こりゃーどこかの教室を借り切って出るしかない」 と思い、あれこれと手を尽くしましたが、部活でもなんでもない私達のバンドに出る幕はナシでした。
 そこであきらめることもできたのですが、もうヒトフンバリしてなんとか出られることになりました。教室をこじんまりとしたライブハウスにしよう、という当初の思惑(おもわく)はどこへやら、全校生徒、保護者、職員の見守る中、体育館ステージでヤルことが条件でしたが・・・・・・。
 「うわっ!」 ・・・・・・。楽器を始めて日は浅いし、ヒトマエで演奏したことは無いし・・・、我々はびびりました。アタマの中は 「やっぱやめちゃおう」、という思いでいっぱいだったのですが、もう後にはひけません。結局、清水の舞台から飛び降りる(←最近聞かなくなったこのフレーズをあえて使う)つもりで、どど〜んと演奏をしました。
 結果は大盛況だったようです。ウマイヘタなんかは関係なかったようで、まぁとにかくやっちゃたモノ勝ちって感じでした。そして我々は将来進むべき道を見出していきました。そうはいっても、現在音楽を職業にしているメンバーはいませんが、皆ちょこちょこと音楽を続けているのです。ライブハウスに出たり、CDを作成したり、作詞作曲をしたり・・・・・・。素敵じゃありませんか(私以外ね)。
 「その時の経験があったからこそ、今の我々がある」 これはまぎれもない事実です。私は何も、「バンドをやれ」 と言っているのではありません。音楽でも、スポーツでも、演劇でも、ダンスでも、どんなことでも、学生時代に何かやりとげた、という経験というのは、諸君の後々の人生に大きく関わって、良い影響を与えてくれる可能性が高いのだ、と言いたいのです。
 そんな経験を得る機会のひとつが 「学園フェスティバル」 かもしれません。誰かナニかやらかしちゃいなさいって。
 ちなみに来月は、都内と県内で3本のライブ演奏をやる予定だったりする私。がんばろーっと。
 関係ないけども 「フェスティバル」 という言葉を聞くと、ノリダーを連想します。諸君にはワカラナイか。わかったら食券。 


特別なものを探す努力を止めたとき、たくさんの「特別」に気がつく

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