136 12月05日

ダァーっ。

 私が見かけによらず動物好きだというのは周知の事実です。いや、そう知られていないようなので、まず周知の事実の作成から。
 小学校低学年の頃、我家の応接間には熱帯魚の水槽が二つありました。弱小ながらも父は出版社経営、母は書店経営をしていたので、何気に裕福そうな家庭だったようです。毎年お盆には、京都嵐山の旅館にお泊りしていましたし・・・・・・。その水槽の熱帯魚をはじめとして、「生き物を飼う」 というコトを始めたのもこの頃でした。
 ヒナの時から文鳥やらセキセイインコやらを育てて手のりにし、暇さえあれば遊んでいました。小学校で高学年になる頃には、気がつくと飼育委員になっていて、更に気がつくと背が高いからという理由で(どーいう根拠なんだ)飼育委員長なんてモノにもなっていました。夏休みになると、母の書店のある商店街の八百屋から野菜くずをもらって、毎日のように飼育小屋に通っていました。
 中学生から高校生にかけて、周りの連中がやたらと本を読み始めました。コリヤンだとかドクトルマンボウだとか、よくわかりませんでしたが、なにやらニックネームがついている有名な作家がよく読まれていました。当時は(今もか)ひねくれモノだった私は、皆と同じ作家は読みたくないと思い、本屋で、皆がまだ読んでいないような作家を探しました。ありましたありました、「ムツゴロウの○○○○・・・・・・」 畑正憲著、とかいうシリーズが。「おいおいおいおい、ムツゴロウってなんだよ」 「誰なんだよ」 「釣りキチ三平でやっていた有明海のムツゴロウか・・・?」 「ハタマサ ケンって誰?」 ・・・・・・、「ま、いっか。読んでみるかな、このヒトの本・・・」
 こんなきっかけで畑正憲さんの存在を知り、さらに動物にハマッていった私がいました。高校卒業後は獣医学部に進学しようと真剣に考えたコトもあるのですが、数学の大嫌いな私は文型クラスを選択してしまっていたので断念しました。その代わり 「北海道にあるムツゴロウ動物王国で働きたい」 と真剣に考えたこともあります。
 今の私からは想像出来ないかもしれませんが、とにかく動物好きでした。道で死んでいる動物をどれだけ弔(とむら)ってやったかわかりません。放っておけないのです。しかし、車を運転するようになった今となっては、不本意ながら素通りしてしまうことも多くなってしまいました。イケマセンね。
 さて、動物好きだとうことは周知の事実になりましたかね。ま、こんなことはこうして宣言することではないというのはわかっているのですが・・・。
 んで、最近また何かを飼いたい衝動にかられているのでした。
 候補にあがっているのは、文鳥・インコ類・ハムスター・・・・・・。
 週末に考えます。
 試験4日目。ラストです。気合い入れて臨んでください。
 いーち、にーぃ、さーん・・・・・・ 


10年か100年もすれば、たいていどうでもいいことになります

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