141 12月13日

ブンブンブブブン。 

 ちょうど1週間前に元飼育委員長の私としては、文鳥・インコ類・ハムスターのうちのどれかを飼いたいのだ、という話をさせてもらいました。んで、その続きです。
 実はこの数年間で、キンクマハムスター→キンクマハムスター→白文鳥→桜文鳥→セキセイインコ→桜文鳥、といった小動物を育てていました。寿命、不慮(ふりょ)の事故、病気・・・と理由はそれぞれ違うのですが、何故だかどれも短命なモノばかりだったので、こんな数になってしまいました。最後に飼っていた文鳥なんかは、出かける時まで元気にちゅんちゅん鳴いていたのに、帰宅したら冷たくなっていました。いまだに解(げ)せません。
 普通これらの小動物は、寒さに弱いものが多いので、冬場に飼うのには非常に神経を使います。私はまだ大人になりきっていないモノを飼おうとしているので、更に神経を使わなければなりません。もちろん専用のヒーターも持ってはいるのですが、それでも常に 「また短命だったらどうしよう」 ということがアタマをよぎるのです。
 そんなことがあったのに、ペットショップを見つける度に、躊躇(ちゅうちょ=ためらい)しながら、とりあえず入ってしまう私がいました。だいたいどこの店でも、この時期は動物の入ったカゴの中にはヒーターを入れているのですが、その店の文鳥のカゴにはヒーターが入っていませんでした。
 「あれ?これヒーター入れなくていいんですか」 「あ、ええ。これは内地モノなんですよ」 「な、ないち?」 「文鳥は輸入物が多くて、1500円位で販売しているのが主なんですが、寒さに弱いのがね・・・」 「あぁ、そうですよね」 「でもこれは日本で生まれた文鳥なので、寒さに強いんです」 「そ、そうなんですか。知りませんでした」 「でもちょっと高いんですけどね」 「おいくらですか?」 「相場は4000円なんですが、ウチは3000円で出してます」 「く、ください。白と桜を1羽ずつ・・・・・・」 
 すごく丁寧(ていねい)でヒトのよさそうな店のおばさんと、カゴの中でちゅんちゅん鳴いている文鳥のつぶらな瞳のせいで、つい、その場で買ってしまいました。しかも新しいカゴつけて・・・・・・。あぁ、テレビでオンエアしている金融会社の宣伝みたいです。
 いつもは1羽や1匹で飼っていたのですが、今回はさみしがってはいけないと思い、二匹ペアで飼ってみることにしました。まだオスメスの見分けはつかないので将来雛(ひな)が生まれるかどうかはわかりません。まぁ、楽しみでもあり、不安でもあります。
 ちなみに一生懸命に名前を考えるのは苦手なので、ぽーんと思いつきで決めてしまいました。大人になると黒・灰色・白になる桜文鳥、大人になると真っ白になる白文鳥にそれぞれつけた名前は・・・・・・。
 「次元」 と 「五右衛門」 。
 どーだ!
 カワイイったらありゃしねー!
 試験の返却も終わり、ちょっと気を抜くことができちゃうかもしれない週末です。有意義に過ごしてください。
 あ、来週は追試が・・・。 


なぜか、いいことは長く続く、ような気がする

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