161 01月30日

深い意味はなし。 

 先日、都内の方へ出る用事がありました。帰り道、ナニ気なく高校の同級生に電話をしたら、近所で同級生と飲んでいるといいます。当然の如(ごと)く合流することになりました。
 そこに行くと、もう丁度良いくらいに酔っ払った懐かしい顔、友人チョロ君がいました。
 「お〜う、たくちゃんじゃないか、久しぶりだなぁ。見てるよぉ・・・高校教師。あれだろ、お前出ているんだろぉ(出てないって)・・・・・・。いいよなぁ、センセはさ・・・(といってヒトの顔をじっと見る)・・・ん?なんだよ。テレビの顔と違うじゃね〜か(あたりまえだっつーの)。なんだ、たくちゃんじゃないか、(最初から俺だって)久しぶりだなぁ・・・・・・(↑最初に戻る)」
 数回このような会話を繰り返してから、ようやく普通に近い状態で話ができるようになりました。
 「俺はど〜しても解(げ)せないんだけど、な〜んでお前なんかが教師をやっているんだよ。(それもそうだ)T奈高(母校)出て教師やっちゃ〜犯罪でしょ。だってもうT奈高生だったこと自体が犯罪なんだから(その通りかもしれない)さ〜」
 全然普通に近い状態ではありませんでした。だんだんエスカレートしていきます。
 「大体なぁ、教師なんて〜ものは、世間を知らないヤツばかりだろ(そうかもしれないな)。お前はなんだかいろんなことやってたかもしれないし(そんなにやってないって)、なんてたってT奈高だったんだから、世間というか悪いことをた〜くさん知っている(知らない知らないって・・・汗)からよぉ」
 そりゃー私はストレートに大学入っていませんし、ストレートに大学出ていませんし、ストレートに本校に勤務していませんし・・・・・・。
 「教師っつ〜のはよぉ、生徒を正しい道にみちびくのが教師っつ〜もんだよな。T奈高出ちゃって正しい道を知らない(ちょっとは知ってるってばさ)お前にそれができてるのか、って〜ハナシなんだよ(また話題変わっちゃった)。わかるぅ〜?」
 確かに私はまだまだ未熟モノですし、地元での母校の評判は・・・・・・。
 「そういえば俺はさ、たま〜にオヤジ狩りしてるんだよ(あ、また話題が・・・てゆーか自分がオヤジじゃないか)。電車の中とかで明らかに、オマエそれはおかしいだろ!てゆ〜オトナがいると、オイ!ちょっとちょっと・・・、って感じで昔の自分(あ〜あ、出ちゃった)が出ちゃって世直ししちゃうんだよなぁ。あ〜あ、俺も教師になればよかったなぁ(確かにいい感じかもしれない、必要かも)」
 うーんパワフルなヤツです。
 「たくちゃんさ〜、こっち帰ってこいよ。またこうして飲もう(てゆーか私は珍しくウーロン茶)よ。いいぞぉ〜。友達み〜んな住んでるんだぞ〜。す〜ぐみんな集まっちゃうんだぞぉ〜。またなぁ〜。サヨナラぁ〜・・・」
 一方的に喋られてオワカレしてきました。あ〜あ・・・・・。
 ネタに困って、最近面白かった出来事を書いただけで内容はありません。すみません・・・・・・。
 けれどもね、あぁ、こういうヒトこそ教師になればよいのになぁ、と、感じてしまった私だったりします。 


ねえ、季節の変わる瞬間が感じられる?最近、星を見た?風のにおいを感じたことある?もし、そうだとしたら、きみがどんなに問題をかかえていても全然問題ない

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