169 02月12日

なんでだなんでだろ〜う。 

 以前 「行きつけの飲み屋を探した・・・」 といった話を書きました。いくつか紹介してみたいと思います。
 女将さんと娘さんがやっている店で、韓国家庭料理を出してくれるところがありました。例の家から歩いて数十秒のところにあったので、どんなに酔っ払っても必ず帰ることが出来ます。万が一帰ることが出来ない状態になっても、私の家がどこだか教えてありますから、恰幅(かっぷく)のいい女将さんが私を担いで送り届けてくれるに決まっています。そう思いながら、仕事から帰ると直行していました。
 他のお客さんがキープして流れてしまった(キープ期間が過ぎてしまうこと)ボトルをくれたり、あまったモノをただで出してくれたりしてくれました。カウンターで好きなテレビ番組見ながら、ゴクゴクムシャムシャと、まるで我が家のようでした。
 おでんは冬場のモノだという印象を持っていたのですが、一年中おでんをメインでやっている、その名も 「お○ん屋」 という店にも頻繁に通っていました。真夏の暑い盛りに、ふーふーいいながら食べるおでんの美味さを教えてくれた店です。そのおでんの具がバラエティに富んでいました。中にギョーザやシューマイの入った練り物やソーセージなんかに結構はまっていました。大将の年齢も私に近いこともあったので、通いやすかったのです。
 結婚して今の家に引っ越した時も、同じように気軽に行ける飲み屋を探しました。あ、私ひとりではなくて、奥さんと一緒にでした。歩いて数分の所に、ママとその娘さんが親子でやっている小さな居酒屋を見つけました。実は私の住んでいる町内は、かなり酒飲みじーさん達がいるのですが、そこの店に行くと必ずといっていいほど、そのじーさん達の誰かと一緒になります。んで、どどーんと盛り上がっておやすみなさ〜い、と帰ってくることが主でした。
 もう一軒、今の家の近くで、炭火でなんでも焼いて食べられる店を見つけました。肉や野菜はもとより、「え、こんなの焼いて美味いのか?」 なんて思うモノまで、なんでも焼いて食べちゃうのです。夫婦でやっているので、家庭的な雰囲気がありました。値段もかなり安かったので、たくさん食べたい時にはそこの店に行っていました。てゆーか、奥さんが焼肉好きだったのでよく行ったのでした。
 さ、以上4つの店を紹介しましたが、実はこれら4店には共通していることがあるのです。
 さて何でしょ・・・・・・。
 韓国料理、おでん、居酒屋、炭火焼・・・・・・、共通項は見えてきましたか?
 女将さん、大将、親子、夫婦・・・・・・、これでも見えてきませんか?
 う〜ん、諸君は間違っても金田一少年やコナンにはなれませんかね・・・・・・。
 仕方がないので教えましょう。あまり言いたくないのですが、「今はもう無い」 というのが共通項なのです。要は、みーんなつぶれちゃったということ。どういうワケか、私が常連になるとみーんなつぶれちゃうのねん・・・・・・。
 あ、以前紹介した 「オカマちゃん」 の店も今はありません。
 てーコトは・・・・・・、本当に私に原因があるのでしょう・・・・・・。 


楽しいことに理由なんてない。悲しいことに理由なんてない。ご機嫌でいるのに理由なんていらない

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