176 02月21日

スキーその後。 

 『スキー教室に行って僕は上級でした。上級は難しいと思ったら、そうでもなかったです。そしてホテルに戻ってきて、飯食べてその後自由だったので3階に行ったら先生に見つかって、部屋でかなり怒られました。僕が一番ひどくやられたのでその時はムカつきました。でも、自分が悪いと思っています。スキー教室はイヤなこともあったけど楽しかったです。』

 『スキーをしたことはほとんどなかった。だから全然すべれなかった。すべれないととてもつまらないと思った。でも、コツをつかんだら何げにすべれた。まあまあ楽しかった。話は変わるけど、ホテルで先生に怒られたときは結構ビックリした。今までで一番怒っているんじゃないかと思った。』

 『スキー教室とりあえずつまらなかった。スキーウェアを忘れてとりあえずやりたくなかった。斎藤という男はこういう行事になると、なぜかキレている。この前のポジティブに、若者はすぐキレるということが書いてあったが、中年層・高年層もよくキレる。とりあえずなんかこういう時は最初から最後までキレている。率直に言うとうざい。とりあえずストレスをためないほうがいい。頭の毛のことを考えると、まあストレスためるなよ。アート○イチャーに行きたくないでしょ。僕は先生に言いたいことがあったので正直に書いた。』

 白樺生活実習での私の目標は 「叱らない」 でした。今回のスキー教室でも密(ひそ)かに同じ目標をたてていました。昨日の 「Positive」 に書いたように、かなり楽しく御機嫌なスキー教室ではあったのですが、その反面で、↑にも書いてあるように、数回叱ってしまったということがあります。見事に目標は達成できませんでした。
 実は諸君の担任をさせてもらってから、今回ほど叱ったことはありません。回数ではなくて深さです。今まで諸君を叱ることのないようにと、何事に関してもあらかじめ連絡事項やアドバイスをして来たつもりです。しかし、今回はそれらを無視されてしまったようで、思わずおもいっきり叱ってしまいました。
 けれども、今回のように諸君がコトを仕損じて叱られてしまう原因というのは、まずは私にあるのです。日頃の私の伝え方が悪いから、諸君がコトを仕損じてしまいその結果叱られてしまう、と思うのです。なんだか矛盾しているような気もしますが、私はそう思うのです。ですから、意見を紹介させてもらった上記3人のヒトは、ある意味そんな私の被害者かもしれません。
 ぶっちゃけを書いてしまうと、私の気持ちが伝わらなかったようで、心底(しんそこ)悔しかった、ということもあるにはあるのですが・・・・・・。
 ヒトに気持ちを伝えることすらできない私は、中年層なのにまだまだ未熟者ですね。諸君と過ごす残された日数を、私なりに頑張って過ごしていこうと思います。
 諸君も頑張って過ごしてください。
 登校日数あと20日! 


関心をもって、知らないままにしておく

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