177 02月24日

午後読。

 学年末試験まであとわずかとなりました。ちゃんと勉強をしているヒトは忙しいことでしょう。そんな中なのですが、今日は諸君に一喝。
 以前、車からゴミをポイ捨てするオトナの話をしました。諸君はそんなオトナの予備軍になってはいけないよ、という話をしました。が・・・・・・。
 どうやらウチのクラスには予備軍がいるようです。以前の話に若干の効果があったのか、パンの袋やジュースの空き缶などの大きなゴミは見当たらなくなりました。しかし、終礼時に教室に入ると、ほぼ毎日のようにアメやガムの包み紙、プリクラの切れはし等の小さなゴミが散乱しています。
 本来ならゴミ箱に入れるべきゴミを、普通に床の上にポイっと投げ捨てているヒトがいるのでしょう。小さく目立たないゴミであれば、床に捨ててもヨイと思っているのでしょうか。それともそのヒトの常識では、ゴミは床の上に捨てるものなのでしょうか。まったく呆(あき)れてれてしまいます。悲しいニンゲンです。16歳にもなって、そんなことすらわからないなんて・・・・・・。
 大きさに関係なく、ゴミはゴミです。ゴミ箱以外の所に捨ててヨイわけはありません。ゴミをゴミ箱に捨てようとしない、その精神が理解できません。情けないったらありゃしない。
 「後で捨てようと思って机の上に置いておいたら、どっかにいっちゃった・・・」 なんていう言い訳も聞こえてきそうですが、何を言っても駄目は駄目です。とにかくそういうヒトには何を言っても無駄な可能性が高いと思うので、以下のようにジツリキ(実力)行使(こうし)をします。
 終礼時、教室のどこかにゴミが放置されていたら、そのまま全員で午後の読書を10分間行ないます。その後、再度終礼をしてから清掃、放課っちゅうー段取りにしたいと思います。
 教室のどこか・・・。床の上はもちろんのこと、机の中、ロッカーの中や上、机の脇、窓やドアのミゾ、・・・・・・、要するにゴミ箱以外の所にゴミがあってはいけない、ということです。どんなに小さな紙キレも見逃さないつもりです。私は残りの日々を、ゴミハンターとして過ごしていきます。
 なんだかムツカシそうに聞こえますが、「出したゴミはその場ですぐに捨てに行く!」 という大原則を行なっていればヨイだけの、ごくごく単純な取り組みです。他のクラスのヒトが置いていった・・・、早退したヒトが置いていった・・・、出し主不明のゴミがあった・・・、なんていうことになっても、諸君の責任においてちゃんと処理をしてください。
 理由はどうであれ、「終礼時にゴミ箱以外のところにゴミが放置されていたら、みんなで午後読」 ということです。
 ゴミは「護美」、美を護(まも)る、とも書くのだぞ。
 と、いうわけで今日からです。
 でっきるっかな、でっきるっかな、はてさてふふぅ〜ん、はてふふぅ〜ん・・・。(←知ってる?) 


「考えてもしょうがない」そのまた次も、「考えてもしょうがない」

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