178 02月25日

あさ読。 

 暖かくなって来たかと思いきや、昨日は空から白いモノが降ってきていました。今日も引き続き降ってくるのでしょうか。予報では晴れるようなことを言っていましたが・・・。
 ニンゲンってなんだか寒くなると、ちょっぴり感傷的になるイキモノのようです。私もご多分にもれず感傷的になってしまいそうなので、今日は自分に一喝!入れます。
 とりゃー!(←気合を入れた声)
 んで、昨日午後読のハナシをしましたが、朝の読書って最近どうよ。
 あんまり諸君のことをほめたくないのですが、私的には、ナニ気にいい感じになってきていると思っています。始まりを知らせるチャイムが鳴る前から本を読んでいるヒトもいますし、終わりを知らせるチャイムが鳴っても、読み続けてているヒトもいます。始めたばかりの頃には、あまり見られなかった光景です。
 「一日のうちのたった10分間ぐらい、黙って過ごしたっていいんじゃないの?」
 その頃何度か注意に使ったこの言葉も、最近は全く発していません。明らかに諸君が朝読にはまってきているということでしょう。昨年度、3年生を担任していた時から、この朝読が始まったのですが、当時はどうもしっくりとはまりませんでした。それもそのハズで、当時の生徒からしてみたら、3年生になったある日、突然に朝読が始まったのですから、しっくりくるはずありません。諸君の場合は、新たなる高校生活!という節目(ふしめ)に朝読が引っ付いてきたワケですから、しっくりとはまってしまったわけです。
 もともと私自身、本が好きなのですが、ここ最近は、じっくりとまとめて読書に費やす時間がありませんでした。読みたい本は増えるのですが、読むための時間が減っていくのです。ところがこうして、毎日諸君と一緒に朝読をやることによって、それらの本をバリバリ読み進めている私がいます。一日たった10分のコツコツとした取り組みが、大きな結果に結びついているのだ、と実感できます。
 「これなら本好きではないヒトでも読めるんじゃねーかなー」 と、時たま私が大量購入してくる本を読んでくれるヒト達が目に付きます。そのヒト達がそれらの本をニヤニヤしながら読んでいる姿を見るたびに、「よーし、また購入してきてやろう。本の面白さを教えてあげよう」 なんてことも感じてしまうのです。
 けれどもね、もう2月もおしまいです。学年末考査が終わればあれよあれよという間もなく、諸君との別れが刻一刻と近づいてくるのです。諸君と過ごす朝読もあとわずか・・・・・・。
 あ、いかん!やっぱりしんみり感傷的なモードになってしまいました。私もフツーのニンゲンだったようです。それにしても、ここ最近猛威を奮(ふる)っていたインフルエンザなんてモノと全く縁がないのはなんでだろう?
 以前 「お、これはアタマも重いし風邪をひいたに違いない!体温計体温計!」 と大はしゃぎで熱を計ったら、34度5分だったことがありました。やっぱりフツーじゃないのかもねん。よく考えたらアタマが重いのはいつものことでした。
 あ、コレだけは言っておきますし、お願いもします。
 せっかくついた朝読の習慣、来年度以降もちゃんと続けていってください。 


ご機嫌な人の頭の中では、いつもご機嫌なBGMがなっている

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