Z001 07月23日

夏ポジだ。 

 夏休みだ〜〜〜〜〜〜っ!
 というワケで諸君はナニやって過ごしていますか。夏休み中のPositive増刊号 「夏ポジ」 です。
 「ゲゲ。マジで配信されてきた」 「なんだよパケ代(パケット通信代金)かかっちゃうじゃねーか・・・」 「おいおい、アドレスは緊急の時にしか使わないって言ってたじゃないか・・・」 なーんて思っているヒトはどうぞ勝手に消去してください。学校始まってから紙に刷ったモノをどさっと渡しますから。
 さて、先日、町内の神輿(みこし)を担いできました。毎年のことで私の中ではある意味恒例行事になってきています。今の町内に越して来てからですから、担ぎ始めてかれこれ6〜7年になるでしょうか。
  神輿というと、粋(いき)でイナセな男衆が、ねじりハチマキにハッピ着て、「ワッショイ!ワッショイ!」 「セイヤ!セイヤ!」 「ワッセ!ワッセ!」 なんてかけ声を出しながら神輿を揉(も)む(男衆の足踏みに合わせて神輿もユッサユッサってー感じ)のが素でカッコよいのですが、ウチの町内の小規模神輿は、なかなかそういかないのが実情です。
 かけ声はかけるものの、「あらららららら・・・」 「こっちこっち!」 「あたたたたたた・・・・・・(ケンシロウではない)」 「いや〜ん重たぁ〜い(はあと)」 という具合で、まっすぐ進みません。見かけはカッコよいのですが、揉み始めるとカッコ悪いったらありゃしないのです。
 炎天下の中、重さに負けてひたすら地面を眺めてヨタヨタと担いでいると、汗はダクダクだわ、肩は重たくて痛いわ、足は踏んじゃうわ踏まれちゃうわで、重い牛車をムリヤリ引かされている牛ってのはこんな気分なのだろうな・・・・・・と、うつろなアタマで想像してしまう始末でした。やっぱりカッコ悪いです。
 けれどもこの町内神輿、私は結構好きなのです。だいたい30分揉んだ後に休憩があり、そこでギンギンに冷えた酒やつまみ類を町内の方々が振舞ってくれます。ダクダクと流した汗の分、ゴキュゴキュと燃料補給をする時の気分はナニゴトにもかえがたいモノがあります。そしてこの時に、町内のオジさんやオバさん連中とも接することができるので、人情って良いな・・・と感じることができるからです。
 そんな中、3年前に私のクラス(諸君と同じ1年生だな)にいて、やむを得ず学校を辞めてしまった生徒の親御さんに会いました。近所なので、たまに本人に会ってはいたのですが、最近顔を見ないのでどうしたかと問えば、この春から定時制高校に通い始めて、先日初めてちゃんとした数字が入っている 「通知表らしい通知表」 を持って帰って来たとのこと。そして親御さんが入浴中だというのにドアの外から大声て報告していたという話を聞きました。おまけに彼が入部しているサッカー部が、定時制高校の全国大会に出場することになったという話も聞いて、なんだか嬉しくなった私がいます。
 「人生至るところに青山あり」 (←わっかるかなー)です。皆頑張っているのだということを再認識しました。諸君も頑張りましょ。
 ムダに過ごすな夏休み。ああ、前女のミュージカル行けなかった・・・。
 あ、コレ、普段のPositive同様、親御さんにも見せなさいっつーの。 


そんなにいいことばかりじゃないけど、腰を抜かすほど大変なこともないよ

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