041 06月06日

壁。 

 さて、ボチボチ例の季節です。例ってなんだって・・・・・・。
 昔々のオハナシです。外で遊ぶことが多かった私の敵は 「壁」 でした。ですから 「壁」 ってーキライでした。今日はそんな壁が好きになるオハナシ。
 高校生の時に付き合っていた彼女と壁で遊んでいた時のことです・・・・・・・・・
 「ねえ、斎藤君。壁って好き?」 「え?う、うん。好きだよ。だってこうして一緒の壁で遊べるじゃん(クサっ)」 「そうなんだ!私も好きだよ」 「(おっ、やった!そんなに一緒の壁で遊びたいんだ。てーことはそれだけ俺のことが好きなのかも〜?・・・へっへっへ)え?ほ、ホントに?(わかってるって・・・でも一応理由聞いてみよーっと)な、なんで好きなの?」 「だってさ、皆気がついていないかもしれないけど、味がしみこんだ壁って、炭火であぶると・・・・・・」
 すみません、くだらないネタで遊んでしまいました。貴重な時間を割いてもらっているのに・・・・・・反省。
 それでは 「壁」 です。諸君も一緒に考えていきましょう。
 イキナリですが質問その1。『目の前に壁があったらどうしますか?』 
 @「あ、壁だ・・・。高いなぁ・・・、と思ってオシマイ」 A「見てみないフリをする」 B「穴をあける」 ・・・・・・等などいろいろと答えはありそうですが、大抵は見てそのままでしょう。
 それでは質問その2。『その壁にハシゴや階段のようなとっかかりがあったらどうしますか?』
 多くのヒトは 「とりあえず昇ってみる・・・・・・」 となりませんか?「あぶないので取り外す・・・」 なんてヒトはいないでしょう。
 んじゃ質問その3。『壁の向こうにあるものが、とってもいいものだってわかっていたらどうしますか?』
 「なにがなんでも向こうに行ってやる・・・」 になりませんか?
 難しいハナシはしません。率直に言います。街中や空き地の実際にある壁だけではなく、人生における抽象的なモノも含めて 「壁」 なんてこんなものです。三十数年間生きてきた中で、いったい何枚の 「壁」 が私の前にたちはだかったことか・・・・・・。
 「ひょいっ」、なんて軽く乗り越えられる 「壁」 もあれば、綿密な計画を立てなければ乗り越えられない「壁」 もあります。どちらにせよ大事なのは 「とっかかり」 を探すことです。「とっかかり」 がなければ探せばよいだけのこと。それでも見つからなければ自分で 「とっかかり」 を作ればよいだけのハナシです。なにも強引に「壁」 を 「どっかーん!」 と壊さなくてもちゃーんと乗り越えるための術(すべ)はあるはずですから。
 ま、限界を引き上げればコワいものなどないのでしょう。
 今週も終わりました。よい週末を。 


感謝しなさい。人にできる限りのことをしてもらうためにも

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