046 06月13日

深夜の・・・。 

 さて、先日マク○ナルドでの深夜清掃のアルバイトを例に挙げて、ニンゲンのゲンカイというのはひきのばせるんだ、というマジメな話をしました。今日は週末なので、そのアルバイトの最中、夜中の3時からナニをしていたのか、というおバカ話でもしておきます。
 てゆーか、これはフィクションです。事実ではなないということです。あくまでもそういうこととして受け止めてください。てゆーか、事実だったか単なる思い込みだったか、今となってはわかりませんから・・・・・・。そーゆーことにしておかないと困るんだって。
 夜から朝まで清掃しまくるワケですから、当然お腹が減ってきます。今では、システムが変わってしまったようですが、当時のマク○ナルドは注文されたらすぐ提供できるように、ハンバーガーでもポテトでも、あらかじめ作っておくことが常でした。んで、一定の時間が経ってしまったものは、一箇所に集められて捨てられてしまうのです。捨ててしまうといっても痛んでいるワケでも、汚れてしまっているワケでもありません。冷めてしまっただけです。まだまだ食えます。これらは 「ウエスト」 と呼ばれていました。
 アルバイトは、まずウエスト探しから始まります。仕事をしているフリをしながら、「ウエストはどこだ?ウエストウエスト・・・」 と探しておくのです。通常のゴミと一緒に、地下のごみ処理場に運んでしまったらアウトです。通常のごみと同じ袋に捨てられているので、最初の頃はなかなか探し出せませんでした。ところが慣れてくると見事なもので、重さや香り、そのうちに見かけからも発見できるようになっちゃいました。
 発見したウエストの入ったゴミ袋を、目立つところに放置しておくと、店長やマネージャーにバレて捨てられてしまいますから、大きな四角いゴミ箱(ホラ、上にトレー置いたり、ナプキンが置いてあったりする銀色のアレ)の中からゴミを取り出して、代わりにウエストの入った袋をつめて隠しておくのです。そして深夜3時、仕事がひと段落したところで夜食大会が始まります。
 冷めてしまっていても、ビッグ○ックはビッグ○ックなので、食べ応え満点です。ナゲットやポテト類は、車に積んでおいた電気ストーブを横にして、その上に乗せて再加熱します。売り物だった時以上にほかほかカリカリに仕上がります。カウンターのソースやケチャップは使い放題、ドリンクだってS・M・L以外の何も表示されていないボタンを押せばカウントされないのでジュワジュワジュワーっと、飲み放題です。持参した例の呑み物を呑むことだってあったかもしれません。うふ。
 ところが、ハンバーガーを食べつつも、深夜となったらインスタントラーメンを食べたくなるのが若者です。車に積んでおいたカセットコンロと鍋をセットしてます。沸騰したところに麺をいれ、冷蔵庫からハムとレタスを持ってきて、具だくさんラーメンの出来上がりです。ウマ。
 そんな時間を過ごした後、長いすに横たわり仮眠を取ります。うーん、今日も良く食べた・・・。そして朝、何食わぬ顔で店の前をほうきで掃いてバイトの終了を迎えます。ちゅんちゅん!え?バンズ(パン)やミートパティ(肉)や卵は具に使えないのかって・・・?そういったちゃんとカタチのあるモノは、毎日どれ位消費したのか、数をカウントしているので使えないのでした・・・。
 フィクション終了。
 残念ながら、今では深夜清掃のアルバイトは無くなってしまったそうです。なんだか残念。フィクションだから関係ないけどね・・・・・・。
 良い週末を。 


落ち込んでいる人を笑わせる話をしてごらん

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