053 06月24日

磨けって。 

 一昨年(おととし)、諸君と同じ3年生の担任をしていた時、担当ということもあり、あっちこっちに出張に行っていました。何処にナニしに行っていたのかというと、近郊にある短大等の進学説明会に行っていました。
 受験生の数は毎年変わります。社会の情勢も刻々と変わります。そんな中、どういった形で入学試験を行うのか、どういった学生を望んでいるのか、等々・・・進学を希望する諸君にとって有効となる情報をゲッチュ(表現にムリ有、37歳てゆーか死語だな)していました。
 今年だって四年制大学や専門学校、職業安定所や企業等に、いろいろな先生方が情報をゲッチュ(しつこい男S、37歳)しに行ってくれています。そういった情報を総括すると・・・・・・

 今年も就職は厳しい
 という結果になってしまいます。ウチのクラスの三分の一の諸君は就職希望者です。いや、進学希望の諸君だって、ソコを卒業する時には就職希望になるのです。その頃に求人がバシバシ来ている時代になっていればよいのですが、そればっかりはなってみないとわかりません。出来ることはやっておくべきです。・・・・・・ナニが言いたいか。

 自分を磨け
 です。特に今年の就職希望者は今すぐにです。すぐすぐすぐすぐすぐすぐすぐすぐにーっ、です。いや、進学希望者だってそうです。だってそーでしょ。まもなく7月、企業からの求人票が送られてくる時期ですし、各種学校の説明会やオープンスクールだって始まる時期です。「ちょっと待って」 なんて言っている暇はありません。
 今回の中間試験に総力を振り絞って臨んだのであれば、そのアフターケアだって万全にするべきでしょう。磨けるだけ自分を磨いて臨むのです。キュッキュキュッキュと音がでるほど磨いて、テラテラと輝かせなければなりません。諸君は厳しい就職戦線を、『勝ち組』となって乗り切らなければならないのですから。
 普段の身なりから行動まで、今以上コレ以上に磨けるところはたくさんあります。就職試験当日になって急に磨いても時すでに遅し・・・となってしまいます。本校の生徒で多いパターンは、書類の写真やら、当日の身だしなみやら態度で、かなりのマイナスイメージを持たせてしまい、結果 「今回はご遠慮願います・・・・・・」 なんて言われてしまうことだって実際にありました。
 普段の生活の中で、頻繁に注意(一日一回以上だな)を受けてしまうヒトは↑になってしまう可能性が大です。「ヒトを見かけで判断するなー」 なんて言われそうですが、確かにその通りです。諸君と付き合えば付き合うほど、見かけがアテにならないなんてコトはよーくわかってきました。人間は中身です。
 でもね、そんなに長い時間をかけた就職試験なんてハナシは聞いたことがありません。「就職試験は一週間の泊り込み合宿でーす。皆さん覚悟しておいてくださーい!」 なんて言われたらどうしますか?悲しいかな 『見かけ』 も重要なポイントになってくるのです。
 ね、わかったらさっさと直しなさいっつーの。 


人生は試練ではない。勝利への歩みだ

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