078 09月08日

れれれのれー。 

 プチミラクル達成の球技大会お疲れ様でした。男子ソフトテニス、女子ドッジボールで3位ってのは素晴らしい結果です。選手の諸君には、給料日後にでも例の約束を果たします。それはさておき・・・。 
 いつだかの 「Posi」 に、採用試験の面接の時、「掃除は苦手」 と絶対に言わないように・・・、なんてことを書いたのを覚えていますよね。そのワケを話します。
 松下幸之助というヒトを知っていますか。その名でわかるかもしれませんが、松下電器の創始者です。「なんだ?コジマやヤマダなら知ってるけどマツシタなんて知らねーよ!」 なんていうヒトもいそうなので、世界で通用するブランド名で書くとわかるでしょう。Panasonic(パナソニック)です。
 すでに他界されてしまいましたが、実はこのヒト、経営の神様なんていわれいていました。いや、今でも言われています。この松下幸之助の人生観や仕事観は、現在になっても経済界や政界のあちらこちらで引き継がれ、特に経営者といわれるヒト達から、経営の神様と崇(あが)め奉(たてまつ)られているのです。

 「掃除の出来ない者は何もできない。身の回りの汚れている場所を掃除して、きれいにすればするほど自分の心も清められ、人間が出来ていく」
 
 経営の神様松下幸之助は、こういった考え方を持っているヒトでした。掃除を怠けているヒトがいたりすると、「心の修行が出来ていない!」 と厳しく叱ることもあったそうです。もちろん全ての経営者が松下幸之助の考え方に影響を受けているわけではありませんが、これってどんなところでもフツーの常識のような気がしませんか。
 板前さんや大工さん等の職人の世界でも、何かモノを売る商売人の世界でも、新人が入っていくと必ず掃除することから始めさせられます。掃除がちゃんとできるようになって初めて、本業の仕事を教えてもらうようになります。
 要は掃除もロクに出来ないヒトに、仕事なんか出来るはずない、ということです。ですから、松下幸之助のこの考え方というのは、仕事をするヒト達の中ではかなり重要な考え方だ、ということになります。
 ここまで書くと、掃除というのはヒトのためにするものではなく、自分のためにするものだ、ということがわかってきませんか。ま、掃除する以前に、ゴミを散らかさないということも、もちろん大事なことなのですが・・・・・・。
 残念ながら今の7組は、とても汚い状態です。諸君ぞれぞれに週に一回まわっていく掃除当番を、いい加減に済ましてしまう班も見受けられます。掃除に対する認識を、少ずつ変えて取り組んでもらいたいものです。
 そしたら面接なんかの時、長所として 「掃除が好きだー!」 ということをアピールできるぢゃーないですか。
 ぼちぼちマトモに清掃やっていきませんか。
 今週も頑張りましょ。 


かつていた場所に捕らわれる必要はない。ビジョン持ち新鮮な気持ちで挑戦し続けることができれば、美しく年を重ねることができるだろう

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