087 09月20日

ホントにムリヤリ。 

 酒を呑まなくなって・・・、夕食を食べなくなって3ヵ月ほどが経ちました。ナニ気なく脱衣所に置いてある体重計に乗っかってみると、80キロを少し上回る体重になっていました。約10キロの体重減ということになります。「へぇ、意外だなぁ。こんなに簡単に減っちゃうんだ」 というのが、その時の感想でした。それと同時に、腕立てやら縄跳びやらといった、今までやってきた運動(運動自体は有効。実際はその後がいけなかったのだが)は、いったい何だったのだろう、とも思いました。
 10キロという重さがどんなモノかわかりますか。具体的に考えると、近所のスーパーに売っている 「コシヒカリ約4800円分」 が10キロです。かなりの大きさ、かなりのボリュームです。体重計に乗り、自分のカラダを見下ろしながら、あの米袋と同じだけの 「お肉」 がこのカラダのどこにこびりついていたのだろう・・・、とまじまじと考えました。
 別に痩せようと思って過ごしてきたのではありませんが、ニンゲンって欲深いものです。「よーし、こうなったら標準体重ってのを目指してみようじゃないか」 という欲(でもないか)がわいて来ました。そして、「食わなきゃやせる」 といった、この最も単純で簡単明瞭な方法を、更に極めていけばいーんじゃないか、と思ったのです。どーせやるんだったらとことんやっちまおう、ということです。中途半端なニンゲンのくせに・・・。
 夕食を食べない生活だったのですが、どーせなら一日一食にしてしまえ、と真っ先に思いました。もともと朝4時頃には起きて行動を開始している早起きじじいです。時間もたっぷりとあります。そんなわけで、朝食だけ食べる生活にしました。一日を乗り切るだけのパワーを補給しなければなりませんから、誰よりもがっしりと、何よりも美味しいと思うものを、ヒトの三倍位食べてやろうと思いました。
 どんなにがっしりと食べても、昼頃になるとお腹が空いてくることがあります。そんな時はただひたすらお茶を飲みました。烏龍でも麦でも緑でも・・・。水分が欲しいのと空腹を埋めたいだけなんだ、余計なカロリーなんていらない、というわけです。
 そんな生活をしていたら、案の定あれよあれよという間にイッちゃいました。もともと余計な 「お肉」 が付き過ぎていたということもありますが、再びコシヒカリ4800円分の重さに相当する 「お肉」 が削ぎ落とされました。
 食欲・性欲・睡眠欲といった三大欲のひとつをそんなにないがしろにして、イライラしないのか、と聞かれたことがありますが、一日一回のお楽しみとなった 「朝食」 のコメの美味さを知ってしまうと、それだけで埋め合わせが出来てしまいます。とにかく美味いったらありゃしません。ああ、自分は日本人なんだなぁ、節に感じてしまいます。
 ま、結果としてはムリヤリダイエットなので、良い子の皆さんは決してマネしないように。
 実はね、ここ2年位はこれでもかってホドお酒を呑みまくっているのですが、今年の健康診断の結果は基準値内と言っておきます。なんででしょう。未成年には悪影響なので、そのうち教えてあげます。
 てなワケで文化祭初日です。明日は自由登校、水曜日に会いましょ。 


非難するのをやめよう。一度非難した相手は、一生敵であり続けるだろう

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