095 10月07日

実習か・・・。 

 なんだか最近遊びすぎ(なんてね)でプチっと忙しくなってしまっていて、原稿を書く(というか過去モノをピックアップする)ことができない日々が続いてしまいました。んなワケで、今週は全て過去モノをほぼそのまま載せてしまおうかと思います。3普7の諸君は初めてかもしれませんが、WEB等で読んでいるヒトは、一度読んだモノばかりになってしまいます。て、今に始まったことではありませんけどね。では。 
 昨日から本校に教育実習に来た先生がいらっしゃってます。体育館での紹介ではあまりよく見えなかったと思うので、校内で見かけたら、じーっと見つめてみましょう。あ、間違って見つめ過ぎないように。何かが芽生えては困りますから・・・。ほら、私なんかと違って若くてイイオトコですから。
 今を去ること10数年前、こんな私も母校の中学校で教育実習をさせてもらっていました。今でこそ、このまま寝てしまうこともあるくらい馴染(なじ)んだネクタイ姿ですが、当時はさっぱり馴染まないネクタイを締めた、若くてピチピチしたイイオトコの私でした。写真がありますが見せません。
 「うおー、ここがキョーイクの現場かぁー!」 「うおー、俺様が斎藤だぁー!」 「うおー、黒板だぁー!」 「うおー、ふんがー!」 と、鼻息を荒くして臨(のぞ)みました。
 実習期間中は何時間か授業を持たせてくれるので、そのための予習をしなければなりません。放課後に予習をしようとしている私達実習生の所に、とっかえひっかえ先生方がやってきました。
 「おう、お前ら何やってんだ」 「じゅ、授業の予習です」 「行くぞ!」 「は?何か仕事ですか?」 「違うよ、飲み!」 「え”。で、でも明日の授業の予習が・・・」 「いーよ、そんなのやんなくて!」 「そんなの、って・・・」 「ちべたいビールが待ってるぞ!」 「そ、それもそうですね、予習なんかいいや・・・」 「よーくわかっているじゃねーか」 「あはは・・・・・・(汗)」
 ほぼ毎日、こんな具合にいろいろな先生方に飲みに連れられていましたし、宿直警備も兼(か)ねて、そのまま学校に泊まらされた日もありました。まあとにかく、朝の教室から夜の居酒屋(?)まで、しっちゃかめっちゃかでしたが、とにかくフル回転していました。
 そんなこんなで、不真面目そうな実習期間だったと思うかもしれませんが、ほん――――――っとうにたくさんのことを学ぶことができたのは、まぎれも無い事実です。毎日が新発見の連続でしたし、この仕事のヤリガイみたいなモノを自分なりに感じた、実は素敵な2週間でした。
 あ、だからといって私が実習の先生に対して、同じコトをするというワケではありませんのでご安心を。諸君からしてみれば、本当にいつもと大して変わらない2週間かもしれませんが、実習生からしてみれば、いつもとは大違いの2週間です。素敵な2週間を与えてあげようではないですか。
 それにしても、私は良い体験をしたハズなのに、どうしてこんなになっちゃったのでしょ。
 うーん。何故だ?飲んじゃったからか・・・・・・。
 初心忘れるべからず!  


怒りがこみ上げてきたら、ゆっくりと10数えよう。少しは心が落ち着くから

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