160 01月29日

お袋ごめんよ。 

 先週から今週にかけて、興味のないヒトにはものすごく、興味のあるヒトでもフツーすごく面白くない、クルマのハナシを読ませてしまいました。そんなワケで、今日はガラっと変わって違うネタを・・・、と思ったのですが、いつもと変わらぬツマラナネタに・・・。
 おかげさまでここ最近は顔にキズをつくることなく、平穏な日々を過ごしていました。要するに、呑み方が安定していたということです。語尾が 「た」 となっているコトに気づいたヒトは鋭いです。そうです、まーたやっちゃいました。キズのできる場所は顔から移動しましたが・・・。
 先日、我が家にすごく久しぶりなヒトが訪ねてきました。すごく久しぶりなので呑みました。(てかまた酒ネタかよ)昔はしょっちゅう呑んで、お互い無茶苦茶な呑み方をしていたのですが、ここ数年はお互いの環境も変わったので、そんなこともほとんど無い間柄でした。
 久しぶりなので、かる〜く一杯のつもりで始まったのですが、ハナシがだんだんディープなところに入って行ってしまい、気が付くと昔と同様、ガバ呑み状態でした。焼き油揚げを食べよう、ということになり、10枚ほどの油揚げをザクザクと切り、ストーブの上に置いたアミに山のように乗せて焼いていました。ここまでははっきりと覚えています。
 気が付くと、誰もいないその部屋で寝ていました。足元のヒーターからは、ぶわ〜んと温風が出ています。時計を見ると午前4時、起きなくてはいけない時間になっていました。「しまった」 と思い、立ち上がろうとしたその瞬間、足に激痛が走りました。「なんだぁー?」 と思い、そこを見ると、皮膚がただれてぶよぶよになっています。表面の皮の内側には、なにやら液体もたまっています。
 というワケで、やけどしました。ヒーターの温風の先に私の足があったのです。フツーは熱くて目が覚めるモノですが、油揚げをばくばく、酒をガバガバっとやってしまったおかげで目が覚めなかったのです。きっと何か言われるだろうから、さっさと通り過ぎちゃおう(なんだかんだ言っても母親は母親。いくつになってもかーちゃんは強いモノなのだ。覚えておきなさい)と、母親の前を通りかかったその時、やはり言われてしまいました。
 「あんたいつもあんな呑み方しているの?」 「え、な、なんで?」 「何度起こしても起きないのよ」 「起きるまで起こしてくれればいーのに」 「なーに言ってるの。しまいにはうるせーなくそばばぁ、あっち行ってろよ!なんて言っていたわよ」 「・・・・・・」
 ママごめんなさい。
 今ではそのやけどが進化、いや、回復して大きなキズ跡になっています。痛いです。見せません。
 親は大事にしないといけません。こんな私が言っても重みがねーか。でもね、本当にいくつになっても親は親なんだよな。
 てか本当にごめん。
 でも酒はやめられ・・・、ないか。 


深呼吸!

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