005 04月16日

続き。 

 3年1組5日目です。慣れましたか?私ゃーまだまだ慣れません。一刻も早く諸君の顔と名前を一致させようと、プチ努力(あくまでプチね)中です。今日は昨日に引き続き、諸君の意見を紹介させてもらいます。こういったことを意識しながら、皆で快適空間を作っていきましょうよ。

 『自殺してしまった子は、親への感謝や友達への配慮がよくできているので、とてもすばらしい人間だったと思う。誰かと相談して解決して欲しかった。ひとりひとりがお互いをよく理解してけじめをつけ、我慢することが重要だと思う』
 ↑その通りですよね。こんなに素敵な人間が、この世からいなくなってしまったなんて、全くもってありえません。自分だけではなく、「何事も相手の立場になって」 というスタンスが大事です。

 『この子は本当に生きていくのがつらいのだと思った。いじめを受けて遺書までも書いて死んで、その内容に自分が犠牲になるって書いてあった。 「こんなこと普通はヤダッ」 と思うことをこの子はやった。恐くて、本当はやりたくなかったと思うけど、でも生きていくよりは死んだ方が楽だったのかな、と感じた。現にいじめにあって死んでいった人がいるのは知っているけど、身近に死んでいった人はいなく、あんまりいじめについて考えたことがなかった。この文を読むと、この子がどんなことをされてきて死んでいったのかがよくわかる文なので、なんだか身近に感じると思った』
 ↑身近にあって欲しくないですが、意外と身近に存在するのが 「いじめ」 というものだと思います。毎日 「いじめ」 ということを意識して過ごせ、とは思いませんが、何かの時、瞬時に引っ張り出せる場所(頭の中)に留めておいて欲しいですね。

 『この文章を読んで感じたことは、この男の子はなんで死ぬことを選んだのだろう、ということです。もし自分がこの子の場合だったら、絶対に死のうなんて思わないです。だってこんないじめをするようなバカな人間のせいで死ぬなんて、死んでもごめんだと思う』
 ↑だんだん力強い意見が出てきました。人間にランクはつけられませんが、「あんなヒトのせいで自分が・・・」 という発想です。まさに前向きポジティブです。

 『いじめをする人も、いじめられる人も、見てみぬする人も、結局は自分に甘いのだと思う。自分に厳しく、他人に優しく接するような気持ちを、常に持つことが大事だと思う』
 ↑自分に厳しく他人に優しく・・・、こういったことも、頭の片隅に入れておきたいですね。うーん。この一年でちょいとは成長したようですね。嬉しいぞ。

 さてどうでしたでしょうか。今週は後半ちょっとカタい話題になってしまいました。来週はクダラナネタ盛りだくさん予定です。あ、今日から弁当持ち込みの昼休みアリです。教室汚さないでね。
 良い週末を。
 ぢゃな。 


物知り顔で笑うより、心で笑いなさい

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