030 05月27日

続きだな。 

 んで昨日の続きです。
 つきあっていた彼女とは相変わらずムフムフしていました。ムフムフについてハナシをすると、ここには書けないような表現も含まれてしまいますので、またの機会にとっておきます。
 進学者よりも就職者の多い学校でしたから、周りには 「進学しよーぢゃないか!」 といった雰囲気はありませんでした。そんな中で 「大学に進学しよう」 といった目標を決めたのですから、自分でテンションを上げるために、予備校(代○木ゼミナール)に通い始めました。普段は週に数回通うだけ、夏休みは夏期講習会に参加しました。あ、数少ない進学希望者のために、めずらしく学校が企画してくれた夏休み中の補習にも参加しました。最初50名ほどいた参加者は、「やっぱ大学いくのやーめた・・・」 と、次々にやめていって(根性ねーんだな)最後には2人になってしまいましたが・・・・・・。
 こんなコトを書くと、私は超オベンキョウ好きな高校生のような感じでしょうか。んなコトはありません。アタマの中では、音楽、漫画、テレビ、女、酒(?冗談だって・・・)、とおそらく諸君(といっても男子限定ね)と同じようなコトを考えていましたから。ちなみに当時は 「ファミコン」 (←古いな、わかるか?)なんてものは存在していませんでしたから、諸君の大半が好きであろうゲームのコトなんかは、考えられませんでした。
 国語(古文・漢文含む)、英語、日本史といった、典型的な文系三教科で受験することを決めました。こんなコト書くとマネするヒトが出てきてしまいそうですが、受験に関係ない教科の授業中は、こっそりと受験教科の勉強をしていました。
 読んでもモノゴトがアタマの中に入っていかない私の勉強方は、カキカキカクカクカキカキカクカクと、ただひたすらに単語・英語の構文・日本史用語等をボールペンで、レポート用紙に書きなぐるコトでした。
 カキカキカクカクカキカキカクカク(アタマの中はムヒムヒムフムフ)カキカキカクカクカキカキカクカク・・・(俺はしつこいんだ)カキカキカクカクカキカキカクカク・・・。そうそう、一本のボールペンのインクが何日で無くなるか、右手中指にどれだけ大きなペンだこができるか、なんていうくだらないコトに快感を覚えていました。
 そんな勉強ばかりやっていては体がなまってしまう、と思ったプロレス好き(長州選手は最高だな)だった私は、「大学合格まで続けるぞ」 と毎晩腕立て伏せと腹筋をやり始めました。軽い気持ちで始めたのですが、コレもムキムキっと快感だった気がします。
 ま、大雑把(おおざっぱ)に言うとこんな感じで、高校3年生を過ごしていました。そして受験の日がやって来ます。母親に頼んで作ってもらった弁当のおかずはもちろん 「カツ」、そして合格発表の日を迎えたのですが、合格通知は一校も来ませんでした。
 そりゃそーだ、評定平均2.6(コレはかなり低い)しかなかった私には限界があったようです。諸君にはこの先、評定平均を上げるチャンスがたんまりとあります。てか今がその試験期間中です。
 だから諸君は私のよーにはなるんじゃーない。
 大学に現役合格できなかった私は、その後も腕立て伏せと腹筋を続けるハメになったのでありました・・・・・・。
 ムキムキ。
 試験3日目。あと1日乗り越えろ。 


目に見えるものだけが現実ではないことに目を向けなさい。潜在的な直観力をより高めるのです

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