038 06月08日

魚民の会。 

 さ、毎週水曜日に私が魚民で呑んでいるのは周知の事実となってきました。授業だかHRの時だかに諸君に話したことがあったかもしれませんが、今日はそのハナシ。
 昨年担任させてもらったクラスは、今までに担任を経験したことが無いような、というか 「ありえない」 個性的なクラスでした。授業が授業として成り立たない、教師のいうことは聞き入れることではない、帰りの電車は3時50分代に乗る、掃除当番なんか当然ばっくれ、といったスタンスが定着していたようなクラスだったのです。
 諸君と同じ時間に終礼に行ったとしたら、クラスの半分も残っていません。どうしてそんなになっちゃったかはわかりませんが、私はそんなクラスの担任をさせてもらっていました。そんなクラスは、私の教員経験で初めての経験です。駄目駄目なクラスかもしれないけども、「彼等をひとり残らず卒業させてしまおう」 と思いました。そして今まで全く関係の無かった学年の彼らに諸君同様。「ズケズケと立ち入っていこう」 と思いました。
 そんな私のクラスの教科担任は、若手の講師の方(講師の先生といった表現をするヒトがたまに居るがそりゃオカシイでしょ。講師=先生なんだからさ。おかしな日本語を話しちゃいかんね)を中心としたヒト達でした。担任である私の授業や言うことでさえちゃんと聞いてくれない彼らです。きっと私以外の授業はめちゃくちゃなんだろうな、そして教科を担当してくれている先生方も苦労なさっているのだろうな、と思いました。
 担任だし、彼らの心にズケズケと入っていくスタンスの私は、授業態度や学校生活の態度があまり良くないと言われていた生徒達のことを理解していきました。そしてそれなりに彼らからも信頼を得ていたかと思います。けれども若手の教科担任の先生方は、かなり苦労したり悩んでいるのだろうなと思いました。ウチのクラスの授業がある日は心が重たい・・・、なんて状況では申し訳ないと思ったのです。
 大変なクラスだけども、皆それなり(このレベルが最低だったのだろうな)に卒業を目指して努力(はしたくない連中だったのだろうな)をしているということ、そしてズケズケと入っていく私が得た生徒個人のことを、少しでも理解してもらわないといけないな、そしてそんな思いで授業をしてもらっている教科担任のヒト達に、労をねぎらってもらわないと(ありがとうございました。今後ともよろしくおねがいします、ということ)いけないな、と思ったのです。
 そんな私が思い立ったのが、「いろいろな情報交換を兼ねながら、来月もよろしくお願いします」 といった呑み会をしようということだったのです。でもね、これが若手の講師の方々に好評だったのです。「月1回アレがあったから頑張れました」 とか 「あの呑み会のおかげで○○君と仲良くなれました」 とか、そういったお話を後になっていただきました。
 そんでもって月に1回じゃつまらない(私がね)ので、週に1回に呑んでしまえ!となってしまった今があります。
 うしししし。明日だね。 


あなたがあなたであることに満足しなさい。誰かに満足させてもらおうとしたところで、決して満たされることはありません

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