062 07月12日

ぼぉぼぉ。 

 今週も始まっちゃいましたね。試験も終わりましたし、今週はは週明けからクダラナイ話でもしてあげましょう。
 諸君は鼻毛をどうしてますか。私ゃー抜いています。抜くようになったのはそう、丁度諸君と同じ高校生の頃でした。閑静な団地に住んでいた斎藤家は事情があり、東名高速道路を見下ろせるマンションに引越をしました。見下ろせると言ったって、風呂上りにガウンを羽織って、グラス片手に高層マンションから下を走る高速道路を眺める、といった高級感漂う雰囲気ではありません。5階建てマンションの5階に引っ越した斎藤家のベランダのすーぐ下を、高速道路が走っているといった軽く悲壮感が漂う感じです。服装はTシャツに短パン・・・。
  窓を開けると車の走行音が入ってきます。「聞こえてきます」 なんていうモードではありません。奴らはズケズケと入ってくるのです。窓を閉めていても入ってきますから。んでね、入ってくるのはその騒音クン達だけじゃなかったんだな・・・。その引越をするまで一度も、「鼻毛を抜く」 なんていう行為はしたことがありませんでした。引越しをした私のカラダは、見事に環境に順応したのです。鼻毛がぼぉぼぉ生えてきていました。
 引っ越すまでの日常とは違い、高速道路の脇(てか隣だな)、に住み始めた私の鼻に、自動車の排気クン達が入って来るので、私のカラダは鼻毛を増やしてガードをしたのでしょう。さっきも書きましたが、正に 「ぼぉぼぉ」 という表現がぴったりとあてはまるくらい生えてきました。すんごいんだから・・・。絶対に排気ガスのせいです。当時も今もそう思っています。いや、間違いない。
 そうそう、1年間の浪人を経て、大学を卒業するまでそのマンションに住んでいました。1年生の時は、「日焼け」 が今で言うマイブームでした。上がっていい屋上ではない(柵はない。ハシゴで昇る)その屋上に、幼稚園の時からの友達(KだまMぶ)と上がって、バスタオル敷いてよく日焼けしていました灼熱(しゃくねつ)の太陽を浴びながら、目を閉じた私達の耳に入ってくるは、高速道路を走る車の走行音です。
 「やっぱりうるさいなぁ、高速道路」 「うん、でもさ、この音ずーっと聞いていると波の音に聞こえてこないか?」 「え、そりゃないだろ」 「いや、ホラ、目をつぶったまま、波打ち際をイメージしてさ・・・」 「ん・・・・・・。あ、ちょっとムリはあるけど波の音になった」 「でしょ?」 「うん・・・。おお、ビーチだビーチ」
 そんな思い出もあるマンションでした。ま、それ以来、気がつきゃ鼻毛を抜いている私がいます。んでね、鼻毛は抜くだけではありません。我が家には電動式の鼻毛カッターだってあります。これが結構快適なのですが刃の部分の掃除をする時にちょいとへこみます。うわっ、こ、こんなに。なんて感じです。鼻が水っぽい時なんてもう最高・・・。ずずず・・・。
 なんだか話がだんだん汚くなってきちゃいましたからそろそろしめくくります。今日のシメは結構良い部類に入ることでしょう・・・。
 おい、決して手鏡と毛抜きを持って、鼻毛のお手入れしている私を想像するんじゃーないぞ。鼻毛カッターを差し込んでいる姿も想像しちゃ駄目だっての。
 ぢゃな。今週もぶん回しましょ。 


決断しなさい。「やるだろう」などと言ってはいけない。「やる」と宣言しなさい

BACK