136 12月13日

一生モノはいかがでしょー。 

 ジョン・レノンの命日でもあった先週8日、諸君にラジオを聴いてみてくださいな、なんてハナシをしました。諸君がコレを読んでいる今日は13日ですが、私がコレを書いている今日はその8日です。ここ数年私が仕事&呑み部屋にしているこの部屋は、置いてあるオーディオで音楽を聴くコトはできますが、ラジオを聴くコトができません。それなので、こういう日には、仕舞い込んでいたラジオの登場となるのです。今日はそのラジオのスイッチをオンにしてこの原稿を書いています。残念ながらジョンの曲はまだ流れていません。
 その昔、私はラジオ小僧でした。小学校も高学年になった頃、早く寝なさいと言う母の言葉を受け入れて、布団には入るのですが、まだ眠くもないので、イヤホンをつないだラジオを聴き、深夜放送などを楽しみ始めた私がいました。諸君なんかの世代だと、携帯電話をいじくりながら・・・、って感じでしょうか。ま、時代が時代でしたから、ラジオは大事な情報源や話題源だったのです。
 その頃、カッコいいラジオが欲しくて、父にねだったことがありました。ラジオにカッコいいとかカッコ悪いとかあるのかよ、と思うかもしれませんが、コレがあるのです。メーカーから始まって、受信できる電波(FMやAMそして短波「←解るかなぁ・・・」)とか、デザインや機能がどうだ・・・、といったことにこだわってしまっていたのでした。
 そうそう、その時に買ってもらったラジオは、小学校6年生の時と中学校3年生の時の修学旅行に持って行ったような記憶があります。「うわ、たっくん、このラジオかっこいいなぁ・・・」 なんてコトを言われて鼻高々だった私がいたという記憶がありますから。うーん、嫌な子供だ・・・。もう30年弱も昔のハナシです。あ、しかも諸君は生まれていないぢゃないか!
 実は、今、私のウシロで鳴っているラジオはその時のラジオなのです。よくよく考えると、自転車とか楽器とか、そういったモノを含めて、このラジオは一番長い付き合いの身の回りグッズのような気がします。いや、気がするだけではないようです。更によくよく考えてみても、確実にそうみたいです。うーん、長い付き合いだったのだね・・・。
 そんな彼は、去年のこの日から1年間使っていませんでしたから、電池を交換しました。まだまだ元気良く鳴ってくれます。小型のラジオなのですが、タイマー機能が付いているので、電源切ったり入れたりと、その昔は重宝したのでした。んで、ナニが言いたいか・・・・・・。今日はそのコトがうまくまとまっていないので、ちょっと強引にまとめてみたいと思います。
 ここ数年、私が洋服や靴やその他を購入する時のポイントは、「一生モノ」 になるかどうかでした。どうしても履(は)きたいけれども、「うわ、高いなーっ」 てなブーツがあれば、「ええーい!死ぬまで履いてやるぅー!だから買っちゃうぞぉー!」 てなモードで買っていました。そして重宝している私がいます。
 当時はそんなコトを意識しませんでしたが、このラジオも結果的には、「一生モノ」 の仲間入りを果たしているような気がします。てか30年も一緒に居れば仲間入りでしょう。ですから諸君もナニかモノを購入する時は、「一生モノ」 になるかどうか、よく見極めてから判断するべきぢゃーないでしょうか。たとえば携帯電話も30年間使えるような機種に・・・・・・、んなワケにいかないか・・・。ひゃー、まとまっていません、許せ。でも一生モノは素敵だぜ。
 あ、ジョンの曲はまだ流れ始めていませんが、時間的にもうそろそろでしょうが、私はもう撃沈くんモードなんだな。ラジオの電源、自動的に切れるようにタイマー仕掛けよーっと。
 今週も始まっちゃいました。
 レッツゴー。 


挫折じゃなくて方向転換

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