141 12月20日

レフトハンド生活法。

 さて、右手90度カックーンのギブス生活も数日が経過しました。ナニ気にここに書くネタが増えて嬉しい私がいます。コレを書いている今日は日曜日です。ギブスを巻かれて右腕の自由が奪われてから、今の時点でで4日が経過しました。生活スタイルもプチプチーっと変わってしまったので、今日はそんなオハナシです。
 アサブラーの起床時間でもある4時、いつもと同じ様に床の上で目が覚めました。「てめー、また布団に入らなかったのか」 と、思いつつ、新聞を片手にトイレに向かいます。あ、トイレで新聞読むなんてオヤジだなーなんて思わないでください。一度に二つのモノゴトを同時進行してやろうといった、忙しい朝に無駄な時間を作りたくないという、私なりの行動なのです・・・・・・。そういえば心配していた人生初、左手でのフキフキは、ティッシュが破れるコトもなく、また拭き取りそこないがでることもなく無事に済んだ模様です。模様というのは直接見るワケにいかないので、あくまでの私の感触ですが・・・・・・。朝からこんなハナシでごめんね。
 ま、それはさておき、お次はお風呂のオハナシです。左手しか使えないし、ゆっくりもしていられないので、初日は簡単にカラダを流して湯船に浸かっただけでした。90度に曲がった右腕をアタマの上に乗っけたまんま、ジワーっと湯船に浸かる、変なオジサンな私でした。その後、なんだかんだと、一番時間がかかるのは、出勤前にこの長髪を片手でオールバックにセットすることなのだということがわかりました。朝、ソレをしなくてはならないので、アサブラー宣言したばかりなのに、ギブス2日目からはヨルブラーになってしまった私です。やっぱお風呂に入るのは夜に限るね←(優柔不断。わっはっは。本当は朝入りたい)。
 更にそれはさておき、食事の時間です。いつものように炊きたてのご飯とサンマの塩焼きにかぶりつき・・・、たいところなのですが、かぶりつけませんでした。そりゃそーだっての、右手で箸を持ってサンマをつかんだって、ソレが口元まで届かないのですもの。先日も書きましたが、右手で何か食べようとすると、アイ〜ンになっちゃうのです。朝の5時から食卓でアイ〜ンをやってると、なんだかむなしくなってきます。仕方がないので初日は左手でフォークを持ちました。同じく右手の使えないお袋と、同じ動きをしながら、なんとか済ませました。
 んが、その時にわかったコトがあります。左手にフォークを持って食べていたのですが、コレがなんだか違うのです。美味しさ半減の気持ちも半減、ついでにテンションも半減しちゃうのでした。ご飯やオカズというモノは、フォークに乗っけて食べるのではなくて、箸でガシッっとはさんで、その香りを感じながら食べなくては美味しくないということがわかったのでした。ま、洋食を食べている時はまた違うとは思いますけどね・・・。うーん、なんででしょ・・・。
 そんなコトがあったので、向こうひと月マズイ飯を食いたくないと思った私は、「左手で箸を使えるようにならなきゃいかーん」!と思いました。んなワケで左手で箸を使えるように特訓していた私です。んで、どうなったかって・・・。ふっふっふ。
 コレが使えるんだな。次は左手で黒板に文字が書けるように練習するつもりです。頑張れ左手くんです。そういえば、ギブスが体の一部になってきたと感じるようになりました。いーのかなぁ・・・。
 今週も始まっちゃいました。でもすぐに終業式なんだな。
 さみしいぞ・・・。 


人間、無理だとわかっていても、やらなきゃいけないこともあるんだよな

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