146 01月12日

ふろふろふろろぉ〜。 

 すっかりコッセッツァー(なんじゃそりゃ)になってしまった私の楽しみのひとつに、帰宅してからすぐに入るお風呂があります。アサブラーだった頃は、出勤時間もあるのでそんなにゆっくりは入っていられなかったのですが、ヨルブラーになってからは、片手だけで動作も遅いし、時間の心配もすることも無いし、出たあとにカラダが真っ赤になる程、ゆーっくりと入っている私です。
 そんな先日、ちょっと沸かしすぎてしまったので、湯船の中のお湯は、冷え切ったカラダにピリピリくるような程熱くなっていました。「えーい、負けてたまるか!浸かっちゃうもんね」 と赤肌覚悟で意気込んで浸かりました。「あ、熱い・・・。でも負けないなり・・・。カラダが冷えているから熱いと思うだけだって・・・」 と、我慢をしながら入って、冷え切ったカラダを慣らしてずぶぶぶぶーっと湯船に沈んでいきながら、「何分くらい入ろうか・・・」 と、ぼーっと考えていると、大昔のことを思い出しました。

 「おーい、タク。今日はパパと一緒にお風呂入るか」 「うん、入る」 「よし、アタマとカラダあらってやるぞ。目をしっかりつぶっているんだぞ」 「わーい」 ゴシゴシゴシゴシ、シュワシュワシュワシュワ、ジャバジャバジャバジャバジャバー・・・・・・・・・。
 「よし、そしたら湯船にはいるぞー」 「うん。あ、アチ・・・。水でうめようよ」 「だいじょぶだよ。入れるって。タクは男だろ」 「う、うん・・・・・・・・・・・・、あ、入れた・・・」 「よーし、100まで数えられたらあがろう」 「ひとーつ、ふたーつ、みーっつ・・・・・・・・・・・・」

 そうです、お風呂に入った時には、100まで数えなきゃ駄目じゃん、ということを思い出したのです。私が子供の頃の出来事を思い出したのですが、今の私に子供がいたとしたら、↑のウチの親父と同じことをしているのだろうな、なんてコトも考えてしまいました。懐かしいハナシです。諸君にもこんな経験はありませんでしたか・・・。ま、それはさておき、いい歳こいた年齢的には中年斎藤(中味的には幼年)は、数100年ぶりに風呂場で 「ひとーつ、ふたーつ、みーっつ・・・・・・・・・・・・」 と数え始めていました。でもね、右腕はギブスに45リットルサイズのゴミ袋をかぶせて、アタマの上に乗っけたまんまです。かっこ悪いっての。けれどもコレが結構よかったので、諸君もお風呂入ったら温まるのだぞ。
 そうそう、入院した当時、諸君もいろいろと気を遣ってくれたその親父(お袋と離婚しちゃってその後に再婚しちゃったので、戸籍の上ではとっくの昔に他人なのね)は、先日奇跡の復活を果たしてしまいました。退院しちゃったのです。そして呑んぢゃいけないのですが、やっぱり呑んでしまっているようです。酒を呑みたいがために、無意識のウチにカラダが良くなっていたとしか思えません。もの凄いパワーです。近未来の私の姿でしょうか・・・。はふ。正直なところ、生きのびるとは思いませんでした。本当にありがとうございました。
 さて、ハナシを変えます。昨日のホームルームで話題にあがったブツは、今日から教室にお目見えです。諸君、これも本当にありがとうございました。大事に使っていきましょう。
 残り22日。いけー! 


「志」は何をやっていても同じ

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