155 01月25日

雪。

 そういえば、年末から結構雪が降ることが多いですね。今日も上越や北陸では雪の予報が出ています。そんなワケで雪といえばフツーは雪見酒になってしまうのですが、今日はスキーとシャレ込みましょう。とはいっても実際にやるのではなくて、オハナシです初めてスキーに行ったのは、小学校2年生の時でした。その頃の我が家はまだ裕福で両親もそろっていました。冬は父親と長野菅平にスキー、夏は母親と京都嵐山に旅行というのが、我が家の行事にもなっていました。それ以来、小学校を出る頃まで毎年スキーに行っていました。
 ・・・・・・とまあこうやって書くと、細川たかしよろしく(うーん、このネタは諸君にはわからんだろうな)さぞかしウマイのではないかと思われがちですが、そんなコトはありません。以前にもハナシしたことがありますが、中学に入るあたりから我が家もイロイロとあったようで、スキーや旅行には行かなくなるし、自宅引っ越して貸家住まいになるし、その貸家にはとーちゃんの部屋はなくなるし・・・・・・てなワケでソレ以来プツっとスキーには行かなくなりました。もちろん京都なんてーもってのほかです。お盆や年末に親戚の家に行くというのはありましたが、両親そろっての家族旅行の記憶が全くないのは何故でしょう。やっぱりこの頃から仲悪かったのでしょうか?パパとママ。
 なんやかんやと大学に入学してから再び、大学のサークル連中と、「スキーに行くぞー!」 という機会に恵まれます。サークルといったってウチはJAZZ研ですから、そんなに専門的なスキーではありません。もちろん主たる目的は 「呑み」 ですが・・・。7〜8年ぶりのスキーです。子供の頃に基本的なことはマスターしていたはずの大学生斎藤は 「昔取ったキネヅカだ」 とスキーを甘く見てました。
 スキー靴を履く 「おお、こんなに軽くなったのか・・・」。スキー板をはめる 「あれ、足首につないでおくヒモって無いの?」。ストックを持つ 「先っちょって竹の輪っかじゃないんだ」。ゲレンデを歩く (ズテッ!) 「い、痛ってー!」。リフト券を買う 「フ、フリーパスなんてあるんだ・・・」。リフト乗り場に並ぶ 「ふ、2人とか3人で乗れるんだね・・・」・・・・・・
 結果、過去にやっていた経験が少しは役に立つかと思っていたのですが、マッタクの初心者と化していました。きっと過去にマスターしていたのは、基本的なことでもなんでもなかったのですね。そういえばソリで遊んでいた記憶の方が鮮明に残っています。
 それでもそのアトは、毎年のように呑み会を兼ねたスキーに行くことになったので、ある程度は滑ることができるようになりましたが、現在でも決してウマイとは言い切れません。どんなトコロでも滑って行きますけど、カタチは目茶苦茶です。あ、トランクスよりもブリーフ(ビキニね・・・)を着用した方がちゃんとターンできるのは何故でしょうか・・・・・・
 それはさておき、最初だけ山頂まで登って一気に滑り降り、手頃なレストハウスでカツカレーとビールを注文した時点でその日のスキーは終了というパターンを大学生の時に作ってしまいました。
 ちなみに大学生の頃によく行っていたスキー場は新潟県の 「石打丸山」 で、宿泊していた所は駅前の 「大熊屋」 で、朝は 「グリーン」 、午後は 「セルデン」 というゲレンデ内のレストランで呑んでいました。
 諸君と行ったスキー教室も、もう2年前のコトなのですね。早いなぁ・・・。 


そんなにいいことばかりじゃないけど、腰を抜かすほど大変なこともないよ

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