157 01月27日

たまにはこんなのもね。 

 好きな歌があります。こんな子供時代を過ごしてみたかったなぁ、と思いました。諸君と同じ高校時代に自分で訳したまんまでの紹介です。アメリカのサザンロックバンドの歌。

雄鶏が鳴く前に朝起きたものだった
小銭をもらうためにソーダの瓶を探した
下り坂を曲がってカントリーストアへ行き
カーティス・ロウという名の人にあげるお金を手に入れた

年とったカーティスは白髪まじりのカーリーヘアの黒人だった
ワインを5杯飲んでも平気だった
古びたギターをひざを組んで弾いていた
僕がお金をわたすと、1日中僕に歌ってくれた

僕に歌を歌ってよカーティス・ロウ、カーティス・ロウ
お酒のお金も楽器をよくするお金もあげたから
みんなは彼のことを役立たずというけれど、みんなは何もわかっちゃいない
だってカーティス・ロウはブルースを歌わせたらこの世で一番だもの

カーティスが60才、僕は多分10才の頃だった
ママはよく僕をしかったものだったけど、僕は何度も会いに行った
カーティスの所にいる間は、手拍子をとったり、足を鳴らしたりした
彼は1.2曲歌うごとにワインを飲んでいた

僕に歌を歌ってよカーティス・ロウ、カーティス・ロウ
お酒のお金も楽器をよくするお金もあげたから
みんなは彼のことを役立たずというけれど、みんなは何もわかっちゃいない
だってカーティス・ロウはブルースを歌わせたらこの世で一番だもの

カーティスが死んだ日、誰も祈りに来なかった
年老いた神父は二言三言何かいってから、彼を土にうめた
彼は生きている間、黒人音楽がベースの歌を歌っていた
彼が死ぬ日、彼は自分の持っている歌を全部歌った

僕に歌を歌ってよカーティス・ロウ、ねえカーティス・ロウ
もし生きていたなら、きっとみんなが知ると思うよ
みんなは君を役立たずというけれど、みんなは何もわかっちゃいない
だってカーティス・ロウ、あなたはブルースを歌わせたらこの世で一番最高だもの 


どうやったらそれが問題だと決められるの?

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