53 02月24日

あなたならどうしますか・・・続編

    もしもそんなことが目の前で起きたら、俺は驚いて助けることはでき
   ないと思う。でも一度だけヒ人を助けたことがある。雪が降った日友達
   と遊びに行った。帰り道、沿石に頭をぶつけたらしく、人が倒れていた。
   俺は近くにあった公衆電話で救急車を呼んだ。
    その時は助かったけど、もし自分がいなかったら、誰が助けてくれる
   のかな?と思った。でも、正直実際になってみないとわからない。

    自分自身急を要する場面に出くわした時、いったいどういう行動をと
   るかは、そうなってみないとわからない。・・・もしかしたら頭が真っ白
   になって動かないかもしれないし、反対に知らず知らずのうちに体が
   動いているかもしれない。
    困っている人がいたら助けるのが当然なのかもしれない。たとえそ
   れがキライな人でも、困っているのには変わりないことだ。反対に自分
   が困っている時、やっぱ助けてもらいたくなる。
    助け合いがあるから、今この時代を過ごせるのかもしれない。「人は
   助け合いによって生きている」そう感じる時もある。日頃からいろんな
   ことに注意して、困っている人がいたら助ける。たまにおせっかいだと
   思われてしまう時もあるだろう。けれど、助けずにあとになって「助けた
   ほうがよかったのかな〜」と考えるのは、なんか嫌な気がする。
    人と人との助け合い・・・それが今の世界を動かしている。私はそう思
   う。

    もし自分の身の回りで助けを求めている人がいたなら、その時自分
   はどうなるだろうか。やはり一番に「助けてあげたい」という気持ちを想
   うだろう。例えば、道などに人が倒れていたならば、すぐに119番で助
   けを求め、その場でできることはしたいと想う。
    その他、駅の線路に人が倒れていた場合は、ホームにある緊急停止
   ボタンを押すとのこと。そのボタンが無い場合は、近くにいる駅員を呼ぶ
   ことがいいとテレビで言っていた。あと踏切のところにも緊急停止ボタン
   がついているので、このことも覚えておきたい。
    とにかく自分の前で緊急なことが起こった場合、あわてず、慎重な行
   動をとりたいと心がけたいのである。

    もしも自分が緊急の時に、といってもあまりそういう場面に遭ったこと
   がありません。しかし自分の夢は鉄道員になることなので、そういう場
   面に遭わないとは決していえません。
    いつでも人を助ける、助けなければいけないという気持ちを、一人一
   人が持っていれば、助けることはそんなに難しくないと思います。消極
   的にならず、もしかしたら、今日の帰りにでも、そういう場面に遭うかもし
   れませんから。
    鉄道員になったら命をささげられる、そんな鉄道員になるように精進し
   ていきたいと思います。

    自分は急な時、どんな行動をとるか?おそらく何もせず、その場で見
   てる、というより行動にでるだろう。まぁ、いきなりパニくってギャーギャ
   ー騒ぐよりはマシとはいえ、あまりいい行動ではないかもしれない。
    なら、どう心がければ良いか。思うにこれはもう、心がけるとかそうい
   うものではなく、自分が誰かに本当の意味で助けられないとわからな
   いんじゃないか、そんな気がする。
    しかし心がけてみないとわからない。とりあえずは「何かを手伝う」と
   いうことから始めてみようと思う。

 前号に引き続き「とっさの行動」についての諸君の意見「心がけ編」です。先日の
ハワイの洋上研修船の事故ではありませんが、一人一人のとっさの行動ひとつで、
明暗も分かれてしまうようです。
 ハワイに行ってきた高校生の団体として、とても他人事とは思えない事故です。
次号につづく。

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