57 03月16日

放課後の風景を見て感じたこと

 いよいよ残された登校すべき日数は、4日となりました。皆様如何お過ごしでしょ
うか?私は諸君に渡す(皆スムースに渡せればよいのだが、さあ、どんなモノだろ
う)通知表の作成に余念のない日々が続いております・・・
 さて、これといった話題はないのですが、ここ最近どのクラスにも、放課後遅くま
で残って課題制作に取り組んでいるヒト達の姿を多く見かけます。遅いヒトは9時
近くまで残っていたりしてました。ソコまで残ってやるなら「最初からしっかりとやっ
てりゃーいーじゃねーか」というのが一般的な意見なのですが、ソレが出来ないの
が人間の甘いところでもあるのですね。中にはクラスの枠を超えて、一緒に頑張ろ
うじゃないか、なんて同盟を結んでいるようなヒト達も見受けられました。
 そんな放課後の諸君の姿を見ていて、ふと思ったことがあります。「あ、学校っぽ
いな・・・」ということです。普段は終礼・清掃が終わると、蜘蛛の子を散らすように
(慣用表現、意味わからなければ調べた方が得)駅へ向かってまっしぐらです。放
課後の教室や校内なんて本当に閑散としたものです。
 ところがこの時期は活気があります。「なんとしても課題を出してやるぞー」「ちく
しょー、むかつくー」等々活気のホコ先は様々でしょうが、なにはともあれ活気があ
ることには違いありません。
 ちょっと例えは違うかもしれませんが、文化祭前の準備期間、放課後のひと場面
を見ているようでもありました。やっていることは天と地程の差がありますけどね。
 まあともかく活気があって学校のようで、私的にはなかなか良いかな、なんてこと
を感じてしまったということです。普段もこんな雰囲気があれば良いと思ったので、こ
れからはバシバシ放課後に残して何かしてもらおうかなんてことも思っちゃいました。
 しかし教室が汚れてしまうのは非常に問題です。そののトコロはなんとかしてもら
わないといかん。

初体験終了、今後も有効に・・・

 先日行われた、本校にとっては初めての試み「進路ガイダンス」はどんなものだっ
たのでしょうか。大学短大コース、専門学校コース、就職コースの3つに分散しての
ガイダンスでした。担当の都合上、私は専門学校のコースしか覗けませんでした。
前半、全体に対しての話の時には、ウトウトしてしまうヒトも何人か見受けられたの
ですが(わざとドカドカ歩いていたのはこの私、嫌なヤツだなホントに)、後半の各校
に別れてからの説明会は、かなり参考になったように思います。
 普段、市内・県内の高校生対象に行われているこの進路ガイダンスに参加したこ
とのあるヒトは本当にごく一部だと思いますが、コレでどんなものか、大体わかった
かと思います。っちゅーワケで、実は今日も桐生市内で進路ガイダンスをやっていま
すので「行かない手はない!」っつーことになります。
 へんな話、各校で担当のヒトは大体決まっているようですから、足繁く通って顔を
覚えてもらうと、何かしら良いことが起こるかもしれません。みっともない格好で行っ
たら元も子もありませんけどね。
 諸君も来年は18歳、3年生ともなれば本校のカオです。それと同時に社会におい
ても、ちーとばかり責任が生まれてくる歳でもあります。自分の進路は自分で決めて、
自分の人生に責任を持っていかなくてはならないのです。諸君がどんな将来の姿を
思い描いているのか、実は担任の私にとっての密かな楽しみでもあるので、ちゃんと
決めなさいよね。

コレは本当だって、他も本当だけどね

 ホームページに過去の「Positive」の打ち直し作業をしているので、、バックナンバ
ーを読み返すことが多くなりました。その時その時の諸君に合わせた内容にしてい
たつもりだったのですが、今の諸君に必要な内容も、数多くあることを再認識しまし
た。
 教室にも貼ってあります。諸君も暇を見つけて読み返してみてください。マジメに
良いことが書いてあります。
 このPositiveもあと何号出すことが出来るでしょうか・・・なんて感傷にひたってい
る場合じゃありません。諸君一人一人がしっかりと進級出来るように、最後の締め
/くくりをしていってください。私ゃーもうなにもしません。

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