001 04月08日

1普1スタート。 

 御入学おめでとうございます。入学式が執(と)り行なわれた今日4月8日、諸君(しょくん)は晴れて本校の一員となり、1年1組30名の一員ともなったわけです。そして諸君が今読んでいるこの紙切れは、おそらく1年間毎日配布していくであろう、1年1組の学級通信です。大事なハナシ、くだらないハナシ、いろいろと盛り込んで、基本的には毎日の朝のホームルームの時に配布していこうと思っています。毎日持ち帰って、お家の方にも渡してくださいね。
 そんな私は、1年間諸君の担任をさせていただくことになった斎藤拓(たく)というモノです。黒色が好きなので、着ているモノは黒づくし、少なくなってきた髪の毛はオールバック、そして目つきが悪く、顔の大きなニンゲンです。先日のガイダンスの日、そして今日入学式の受付で諸君と接した私の第一印象はどんなモノだったでしょうか・・・。
 今日はあまり諸君と接する時間がないため、この紙切れでしか私のことを伝えることができませんが、来週からは諸君とバシバシ接することが出来るので、お互いに理解を深めていければ良いと思っています。諸君の第一印象通りのニンゲンかどうか、じーっくりと私を観察してください。よろしくお願いいたします。自己紹介も来週だな。
 さて、本題。
 諸君の中には、本校が第一志望だったヒト、すべり止めだったヒト、気が付いたら入っていたヒト、なんとなく入ってしまったヒト・・・・・・、と、いろいろなヒトがいるハズです。そんな諸君ひとりひとりの思いは様々ですが、今日から3年間は本校の一員として、そして1年間は1組の一員として過ごしていくということは皆同じことです。
 そんな諸君に、真っ先に心掛(こころが)けてもらいたいことがあります。それは、一日のほぼ大半を共に過ごす周りのクラスメイト達との関係と、教室内の環境(かんきょう)を、少しでも早く自分にとって快適にしていくことを心掛けてもらいたいのです。私はこう見えて、プチっと長い間、この仕事をしてきました。そして毎年のように、「学校がつまらない・・・」 「クラスがつまらない・・・」 「あいつムカツク・・・」 なんてコトバを聞いてきました。けれども、クラスが終わりに近づくとそのコトバが、「学校が楽しかった・・・」 「クラスが楽しかった」 「あいつ結構イイヤツかも・・・」 というように変化してくるのです。だったら最初っから、「楽しい」 という環境の中で過ごしていった方が良いと思いませんか?だってそーでしょ。つまらなかった時の分だけ損(そん)した気がします。
 けれどもそこで忘れてはならないコトがあります。「自分にとっての楽しいは、他人にとっても楽しいでなければならない」 ということです。要(よう)は、皆が快適にならなければ意味がないということです。自分のことしか考えないジコチュー野郎じゃイケマセン。他人を思いやる心を持てるヒトになって欲しいのです。「そんなこと言われなくても私はそうしているよ」 というヒトもいるかもしれませんが、皆に心掛けてもらいたいことなので、こうして書いてみました。
 さて、来週月曜日は始業式、先輩達との初対面です。今日と同じく元気な顔と元気な姿で、まずは体育館へ登校してきてください。待っています。
 良い週末を。
 ぢゃな。 


軽い足どりで1日を過ごそう。たまに空を見上げて、微笑んでみよう。ほら、心も弾んでくるだろう?

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