007 04月18日

勉強の仕方。 

 今週も始まっちゃいました。がつーんといきましょうね。
 さて、先週木曜日の午後から授業が始まりました。金曜日は朝から授業でしたが、写真撮影や身体測定があったので、なんだかんだと落ち着かないまま1日が終わってしまいました。実質的な授業開始は今日からのようなものです。だからこそ 「がつーん」 といって欲しいのです。
 班ノートや日直日誌の感想の部分に、何人かのヒト達が 「授業が始まったけど、ついていけるか不安だ・・・」 といった内容のことを書いていました。不安があるのは当然です。不安が無いというヒトがいたら、私はそっちのヒトの方が不安ですって。不安があるのは緊張している証拠です。良し良し。
 さて授業・・・・・・。
 先日体育館で学年主任の先生が、「我々は皆さんの成績(中学校や入試等・・・)とか、いろいろな情報を知っていますよ」 と言ったのを覚えていますか。先ほどそれらの資料をひと通り眺めさせてもらいました。その結果、1組は勉強の苦手なヒトが非常に多いクラスだということがわかりました。それと同時に、勉強の仕方を知らないのではないか、とも思いました。
 勉強の好き嫌いに関係なく、諸君は定期試験において、少しでも良い点数をとらなければなりません。中学校とは違い、高校は授業を受けて全教科の 「単位」 というものを取得(しゅとく)しなければならないからです。ひとつでも単位が取得できなかった教科があったら、進級はできません。
 勉強の仕方を知らないのではないか、と書きました。それなので勉強の仕方を教えます。ものすごく簡単なことです。「えー、なんだよ。それなら知っているよ・・・」 という声が聞こえてきそうなことです。そ・れ・は・・・・・・、――――――予習復習――――――です。
 教室での授業は皆で同じことを学びます。耳から入る内容も同じであれば、ノートに書かれている内容も同じです。諸君達の間に 「差」 はありません。ではどこで差がつくのでしょう。答えは簡単、教室の 「外」 で差がつくのに決まっています。
 「今日は何を教えてもらったんだっけな・・・」 「うわ、字がきたなくて読めねーや、書き直すか・・・」 「そういえば宿題があったような・・・」 の復習。
 「明日は何を教えてくれるのかな、教科書読んでおこーっと・・・」 「うわ、何がなんだかわからねーし、電子辞書使っちゃえ・・・」 「そういえば用意しなければいけないモノがあったような・・・」 の予習。
 勉強の仕方なんてものは、こんなものです。実に簡単なのです。なにも1日何時間もやることではありません。数分でも数十分でも構いません。このコツコツとした積み重ねが、定期試験の時に大いに役立つのです。中学校の頃から朝読に取り組んできたヒトは、朝読の積み重ねの結果を知っていますよね。それと同じことです。
 先に書いた勉強の苦手だったヒト達は、このコツコツとした積み重ねをしていなかったのではないでしょうか。高校に進学したという環境の変化をきっかけに、こういったことに取り組んでいく価値は十分にあると思います。てか、しなくちゃいけないと思います。どーだい。
 そうそう、これを書いている今日は16日の土曜日です。休日の当番で出勤しています。もちろん髪の毛はセットしていませんし、ネクタイもしていません。けれども諸君がコレを読んでいるであろう月曜日は、「学校モード」 になるのでピシーッとした服装で行きます。諸君も同じです。学校モードの時は制服をビシーッと着こなして来てくださいな。私が 「ネクタイも少しあげてみてくださいね」 という言葉を発しないで済む日はいつ来るのでしょーか・・・。
 ぢゃな。 


「相手に」話すのではなく「相手と」話す

BACK