009 04月20日

床磨き隊。 

 なんだかここ最近の1組は、放課後に床を磨くことが定着してしまっています。どういった経緯(けいい)でこうなっちゃったのか、それについて今日は書いてみちゃう。
 ウチの教室の床は結構汚れています。諸君が汚したワケではないので、諸君に責任はありません。諸君の過ごしていく環境を少しでも良くしていこうと、数日前から清掃終了後(清掃当番の諸君が制服に着替えている時間だな)の放課後に、黒ずんでいる床のタイルを、洗剤を染みこませたスポンジで磨き始めた私がいました。
 ゴシゴシゴシゴシ・・・、と、床を1枚磨き上げた私の横を通りかかったヒトが、洗剤の容器を倒してしまい、洗剤をまいてくれました。「なんだ、トシナリ君も床を磨きたかったんだね」 ということで、床を磨いてくれたトシナリ君がいます。磨きながら、「ありがとうね、所でトシナリ君、次は誰に磨いてもらおうか・・・」 と問いかけると、「じゃユウジで・・・」 ということになり、その翌日はユウジ君が磨いてくれました。
 「いやー、俺こういうの好きなんですよ」 と言いながら磨いているユウジ君に、「次は誰に磨いてもらおうか」 と聞くと、横で着替えていた彼をちょいと見ながら、「じゃトシユキ君で・・・」 ということになり、次はトシユキ君ということになりました。ところがその日は金曜日でした。次の男子の清掃当番まで1週間のインターバル(間隔)があります。今週は女子が清掃当番なので、トシユキ君の床磨きは1週間お預けです。来週お願いしますね。
 今週月曜日、清掃当番の女子が着替えている教室で、床を磨き始めた私がいました。さーて、女子の最初は誰に頼もうかなぁ・・・、なんて思いながらふと顔をあげると、ミサキさんと目があってしまいました。「ミサキさん、いま目が合っちゃたよね・・・。さー、床磨いてみませんかぁ・・・」 という私の言葉を受けて、床を磨いてくれたミサキさんがいました。「次は誰にやってもらいましょうか?」 と問う私に、「誰でも・・・」 と応(こた)えてくれたのですが、なんと磨いている私達を見て、「あー、私も磨きたい!明日キヨミと磨くぅー!」 と堂々宣言をしてくれたアサミさんがいました。素敵です。
 と、いうワケで昨日の火曜日、アサミさんとキヨミさんが、清掃終了後にゴシゴシゴシゴシと床を磨いてくれました。ありがたかったのですけど、うるさかったなぁ・・・・・・。「次は誰にしますか?」 との問いかけに、「ジュリぃぃぃぃ〜」 というコトだったので、今日の放課後の床磨きはジュリさんがしてくれることと思います。よろしくお願いいたしますね。
 ま、そんなワケでなんだかわかりませんが、1年1組は放課後の 「床磨き隊」 が出来てしまいました。指名されたら文句の 「も」 も言わずに床磨きをお願いいたしますね。万が一都合の悪い日だとしたら、私に相談してください。そんな床磨きが終わってしまったら、どこか他に磨く場所を探していければとも思っています。うっしっしっし。
 そのうちに諸君に話をしようと思っていますが、実は清掃をすることというのは、もの凄く大切なことなのです。
 ま、いーや、こんなコトを書きながら呑(の)んでいる私は、もうすぐ撃沈(げきちん)君になってしまいそうなのでオシマイにします。
 ぢゃな。 


この世界を自分自身と同じくらい大切に思えたなら、世界はいつもあなたの見方だ

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