026 05月19日

何が大切か・・・。 

 先日、諸君に 「釘」 の話を読んでもらいました。今日はそれに関した諸君の意見をプチっと紹介させてもらいます。

『僕はこの少年の事がスゴいと思う!!今まで悪い事をたくさんして来たのに、少しずつ更生して行けたのは、とても難しいことだと思う。僕も最初の頃の少年の様に、「次から気をつける」 みたいな事をたくさん言ってきたので、次から気をつけようと思う』
 →確かにこの少年が成し遂げたことはスゴいことですね。それよりも、この話を通して自分の過去を顧(かえり)みることが出来た貴方(あなた)自身に、とても価値を感じる私がいます。これからは気をつけてみてください。次もそんな意見です。

『この前話したくぎの話(思った事)をしますね。その少年みたいに私は悪いことはしてないんですけど、何回も注意されているのに、同じコトをくり返しやってしまい、お母さんに怒られて何回も、ごめん、次から絶対なおすから!!と言ってしまいます。▼そうやって同じ事ばっかやっていたので、先生からもらったこの少年のプリントを読んで、少年のやってしまったことがわかりました。お父さんの気持ちも、このプリントを読んで、こう思っていたんだなぁ、と思いました。ウチのお母さんもこんなこと思っていたのかなぁ、ってすごく思いました。言ってただけじゃダメなんだなぁ。それを実行しなきゃいつまでもいつまでも大人になっても、ちっとも変わらないんだなぁ・・・って思いました。▼今までウチも、この少年と同じことをしていて、お母さんにホントにごめんね、、って言いたいです。これからは言っているだけでじゃなくて、実行しようと思いました』
 →うん。素敵な意見です。↑にで紹介した意見同様、自分自身のことを顧(かえり)みていることが素敵です。有言実行(ゆうげんじっこう)という言葉があります。知っていますか。言ったことは実行してくださいね、という意味の言葉です。貴方が書いてくれたその言葉を実践して、素敵な1年間を過ごしていこうじゃないですか。

『やっぱり自分のした罰を償(つぐな)ったのはスゴイと思う!!オレも同じよーな事したかもなぁ・・・。オレも償うかなぁ?どうしましょ』
 →どうしましょ、って・・・。ま、何が大切かって、実はその 「どうしましょ」 という部分が大切なのです。そこを間違えなければ良いのです。そこがナニかってコトは来週にははっきりさせていこうかと思います。

『私はこの話を読んで、何か感じることはあまりない。けども、何回も約束を「やぶる息子がゆるせない。直してあげたいと思います。▼あと壁を人の心に変えて、人の心を傷つけることをしたら釘を打って、壁が崩れたら人生は挽回できないことを教えてあげようとしたと思います。▼こういうことを考える人はいても、実行する人はいないと思うので、このお父さんはとても良い人だと思います。こんな浅い内容ではない話だけど、私はこう思いました』
 →浅い内容なんてとんでもありません。よく理解をしてくれています。かなり鋭(するど)いポイントを突いている意見です。「釘を打つ」 という行為(こうい)の傷跡がどういうモノなのか、ということ、そしてその後の挽回が重要なポイントにつながっていくのです。

 と、いうワケで今日は4人の意見の紹介でした。素敵な意見をありがとうございました。試験勉強もするのだぞ。
 ぢゃな。 


もっと自分の考えを伝えよう。そこから始まるコミュニケーションは、さらに質の高いものになる

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