048 06月20日

早起きじーさん。 

 さ、今週も始まっちゃいました。Good Job!(親指立てて「イェーイ!」)できるようにがつーんと行きましょう。
 さて、世の中には、「早起きのすすめ」 のような本が、うざざざざざざーっとありますが、私はそういったモノを読んだことがありません。んが、諸君も知っている通り、私は世の中に数多く存在する、「早起きじーさん」 のひとりです。それなので今日は、諸君が、「早起きにーさん」 「早起きねーさん」 になってくれるようなハナシをしようかと思います。
 私が早起きになったことには、「年寄りだからでしょ・・・」 という、心に突き刺ささって抜けなくなるような一言では片付けられない理由があります。その昔、人間に必要な1日の睡眠時間は約8時間だ、という話を聞きました。1日は24時間なので、8時間はその3分の1にあたります。これを今まで生きてきた人生に当てはめると、人生の3分の1は寝ていたことになります。現在39歳の私に当てはめると、その3分の1にあたる13年間は寝ていたことになります。「うわー!もったいねー!」 ということに気がついちゃったのです。「眠っていたであろう、私の人生の3分の1を返してくれーい」 ということが、早起きをしようと思い立った理由その1でした。あ、これを逆に考えると、私の起床年齢(造語)はまだ26歳ということになるんだな。わーい。
 私は昔から段取りの悪い人間です。せっぱつまるまで物事に着手(ちゃくしゅ=始めること)しない人間です。早く起きて早く仕事を始めて、その性格をカバーしようと思ったのが、早起きの理由その2です。
 そのおかげで今ではすっかり、「早起きじーさん」 と化してしまいました。4時過ぎに起きる私が職場に出勤するのは、6時半です。そこからばばばばばーっと仕事をして、退勤時間になるやいなや、さささささーっと帰宅して、シャワーを浴びるやいなや、がががががーっと呑み始めて、コナンが事件を解決する前にどどどどどーっと撃沈している私がいます。
 そんな私が早起きをするようになって感じたことがあります。「早起きは三文の得」 という言葉があります。早起きすれば得をするものだ、というコトなのでしょうが、私的にはコレは間違いでした。早起きをしても得をしない時もありましたから。けれどもね、損は絶対しないのです。早起きをして損をしたというハナシは聞いたことがありません。「損したよー」 というヒトがいたら会いたいくらいです。ま、早起きをして無駄はないってコトだな。
 そうそう、そんなに早く出勤してなにやってるんだ、なんて言われそうなのでプチっと書いておきます。まず職員室の窓を開けます。どよ〜んと溜(た)まっていた空気(朝の職員室は空気が悪い、何故だろう)を排除して、朝の爽やかな空気を部屋に満たします。お湯を沸かすためにコンロに火をつけてから、だだだだだーっと4階まで駆け上がり、街並みを眺め(コレが結構いい、景色ひとり占めって感じだね)ながら、教室の鍵を開けて、トイレへ向かって・・・・・・です。コトを終えた後、このポジティブを印刷して、席に着いて仕事を始めます。職員打ち合わせが始まるまでの約1時間半、ゆっくりと仕事に取り組みます。そうすると、これから始まる1日を余裕をもって受け入れることが出来るのです。もうコレはやめられません。↑にも書きましたが、その分帰宅時間は早いものです。さっさと切り上げて5時半には、「ぷはーっ」 呑んでいることもしばしばです。
 私と同じく朝早い他の先生が、「朝の1時間は放課後の3時間に相当しますよね」 と言っていました。まさにその通りです。ま、諸君の場合は勉強したり本を読んだりというコトになると思います。中間試験の時の朝べん以来、早く登校している諸君が何人かいますよね。ヒジョーに良いことだと思うのだな。
 Good Job!イェーイ! 


子供が言うことにもっと耳を傾けよう。彼らの言葉は、私たちにはない知恵に満ちている

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