059 07月05日

狙われたコイズミ。 

 私の大好きなバンド、「U2」のボーカリスト、BONO(ボノ)に関したかなりイケてる新聞記事を発見しました。コイズミさんが狙われています(笑)。ちなみにアイポッドのCMソングはU2です。そういえばU2バージョンのアイポッドもアリ。

『世界的なロックスター、ボノ(45)が、アフリカ貧困の撲滅(ぼくめつ)を目指し、精力的に動いている。7月初めの主要国首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)前の同月2日には、各国の大物スターが参加する大規模な無料コンサート「ライブ8」を東京を含む世界8都市で開き、アピールする予定だ。▼ボノは17日、本紙と会見し、日本や米国などがアフリカの貧困撲滅に取り組むのは「慈善(じぜん)ではなく、正義の問題だ」と訴えた。「毎日6300人がエイズなど予防可能な病気で死んでいる。人口の7割は1日2ドル以下で生活している……」アフリカの貧困のデータが次々と飛び出す。ボノは、ブッシュ米大統領ら多くの国の指導者に直接会い、こうした実情を訴えてきた。来月(7月)のサミットで議長を務めるブレア英首相がアフリカ支援を主要議題に据(す)えたのは、ボノら活動家の猛烈な事前運動があったため、とも言われる。その彼は「次のターゲットは日本の小泉首相だ」と語った。▼ボノのアフリカ支援との真剣なかかわりは、20年前にさかのぼる。1985年7月、アフリカ難民救済のための史上最大のチャリティー・ロック・コンサート「ライブ・エイド」に参加し、窮状(きゅうじょう=ひどい状況)を知った。以来、抗議行動ではなく、政治家の懐(ふところ)に入って直接訴(うった)える独特のスタイルで活動してきた。▼「85年は、1億4000万ポンド(約280億円)が観客から集まった。でも、アフリカではたった1週間で債務(さいむ)返済に消える額だと、数年後に知った。結局、政治家が動かないと貧困の構造は変わらない」ボノが訴えるのは、〈1〉最貧国の債務免除〈2〉援助金の大幅増額〈3〉アフリカの輸出機会を増やすための公正貿易の実現――の3点だ。▼日本のアフリカ支援はここ数年、徐々に減り、2003年実績で5億2900万ドルと、ピーク時の約4割にまで落ちた。小泉首相は今年4月、それを今後3年間で倍増すると発表した。「日本はアフリカでもっとやれる。世界のリーダーである日本の義務だ。コイズミは『アジア』でなく、『世界』を視野に判断できる人物だと思う」▼どうやって政治家の懐に入るのか。「政治家はロックスターがただ叫んでも、びくともしない。でも、彼らが気にする有権者や企業などがおれたちの存在を認め始めると、結構相手にするものなんだ。ライブ8はその大きなきっかけ。日本でもそれを狙っている」▼トレードマークのサングラスを外し、静かに語る青い目がキラリと光った。』(「読売新聞」 6月18日)

 少し古い記事ですみません。こういった動きがあった上でのホワイトバンド運動です。7月2日にはロンドン、ベルリン、パリ、ローマ、フィラデルフィア、トロント、モスクワ、エディンバラ、ヨハネスブルグ、東京などで世界同時に大規模なライブイベントが行われました。世界共通アクションです。まさに「スゲーッ」 です。今日からイギリスでグレンイーグルズ・サミットが開催され、アフリカの貧困問題について各国首脳人での話し合いがもたれます。国際問題の動向に注目できる、イケてる高校生になってみよーじゃないの。イェーイ!
 ライブに関した記事は明日にでも紹介します。実はこういった音楽のライブイベントは、時として歴史を変えたり伝説を残したりすることがあります。音楽のチカラって凄いのです。そして諸君も私も参加できるホワイトバンド・・・。久々に何かが起きるかもしれません。私達の住んでいる大切な地球を治していきましょうよ。
 試験2日目、更にブチ込め。 


子供を勇気づけよう。あなたの可能性も、同時に広がるから

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